科目名 (英語名) |
基礎演習b (地域福祉コース1)
(Basic Seminar (b)) |
担当教員 |
武田 真理子 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
SLA104 |
授業コード |
4452 |
単位 |
2 |
授業概要 |
「学内・地域に対話の場をつくろう!」私たちの地域社会では、様々な課題の解決に取り組むために、より多くの人の対話と参画が求められています。本科目では、多様なメンバー間の対話を進めることができる「ファシリテーション」の力を身に付け、それを学内で実践することを通して、課題解決の一手法としての「対話の場をつくる」方法について学習します。尚、授業で取り上げる課題は「地域における障がい者理解」とします。 |
到達目標 |
・地域社会における対話の場の必要性とファシリテーションの基本的な理論、技法について学習する。・「地域における障がい者理解」という課題について学習し、同テーマの「対話の場」の企画・運営に取り組む。・実践のふりかえりを行い、「対話の場」づくりの方法について学習する。 |
スキルの育成方法 |
・講義を通して「傾聴力」、「理論的思考力」等のスキルを育成し、「地域に関する学習」を深める。・演習を通してファシリテーションのスキルを養い、「主体性」、「課題発見力」、「協働力」等の力を高める。・「対話の場」づくりの実践とふりかえりを通して、「マネジメント力」、「発信力」、「柔軟性」等を養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス:授業の目的と課題の背景の共有(講義) | 授業の復習(1hr) |
2 | ファシリテーション入門(講義及び演習) | 授業の予習・復習(1hr) |
3 | ファシリテーションの技法(1)「対話」について学ぶ(講義及び演習) | 授業の予習・復習(1hr) |
4 | ファシリテーションの技法(2)「可視化」について学ぶ(講義及び演習) | 授業の予習・復習(1hr) |
5 | 課題学習「地域における障がい者理解」(1)(講義) | 授業の予習・復習(1hr) |
6 | 課題学習「地域における障がい者理解」(2)(外部講師による講話) | 感想文の作成(2hr) |
7 | 「対話の場」をつくろう(1)ブレインストーミング(グループワーク) | 授業の予習・復習(1hr) |
8 | 「対話の場」をつくろう(2)企画(グループワーク) | グループの課題(2hr) |
9 | 「対話の場」をつくろう(3)準備(グループワーク) | グループの課題(2hr) |
10 | 「対話の場」をつくろう(4)予行演習(グループワーク及び全体会議) | グループの課題(2hr) |
11 | 「対話の場」の実践(1)(2グループ) | 実践のふりかえり(1hr) |
12 | 「対話の場」の実践(2)(2グループ) | 実践のふりかえり(1hr) |
13 | 「対話の場」の実践のふりかえり、「対話の場」づくりの方法の学習 | 授業全体の復習・レポートの作成(3hr) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
各回の授業のコメントペーパー(2割)、「対話の場づくり」のためのグループワークへの貢献(5割)、レポート課題(3割) |
前提科目 |
基礎演習a |
後継科目 |
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教科書 |
指定しない。授業中にレジュメと資料を配布する。 |
参考書 |
適宜、授業中に紹介する。 |
その他・注意事項 |
新型コロナウィルス感染症の影響により、7月20日現在では、受講者数の上限が16名となりました。状況に応じてとなりますが、少なくとも受講者以外の学生も対象とした学内における「対話の場」を皆さんとつくりあげて参りたく、ご理解とご協力を宜しくお願いします。
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