科目名 (英語名) |
基礎演習a (呉(尚))
(Basic Seminar (a)) |
担当教員 |
呉 尚浩 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
SLA101 |
授業コード |
4402 |
単位 |
2 |
授業概要 |
「いのち」を学ぶ—庄内地域の自然と人々に出会う—農林水産業に従事する方、市民・行政で環境保全に取り組む方、自然との共生を工夫している方などを訪ね、身近な自然を守ることや地域づくりの智恵を体験的に学び、私たちの暮らしを「公益の視点」から見つめ直します。さらに、自然の豊かさ、美しさ、生命力を受け取る感性を養い、海ごみクリーンアップ、田植えや生き物調査、飛島フィールドワーク、海岸林見学などを行います。 |
到達目標 |
地域の自然や人々を愛する心を育み、地域づくりや環境保全の手法・行動力を身につけます。また、「自分と自然との関わり」を問い直し、自身の「内なる生命力」を再発見することによって、「生きるということ」を深めます。 |
スキルの育成方法 |
「体験する(動く・出会う・感じる)力」「調査する(見る・聞く・読む・調べる)力」「発表する(書く・話す・議論する)」力を育成し、セルフモチベーションをアップします。また、フィールドワークで、課題発見力・解決力、協働力、柔軟性を育成し、報告会において発信力を身につけます。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス・アドバイザー面談 | 感想レポート作成・予習用資料を読む・1h |
2 | 出羽遊心館・遊心の森の見学・自己紹介*|※以下(*)印はフィールドワーク | 感想レポート作成・予習・復習用資料を読む・2h |
3 | メディアセンターツアー | 感想レポート作成・最新の情報を調べる・2h |
4 | フィールドワークのための事前学習1 | 感想レポート作成・予習・復習用資料を読む・最新の情報を調べる・2h |
5 | 飛島クリーンアップ作戦参加(海ごみクリーンアップ)* | まとめレポート作成・2h |
6 | 飯森山水田における田植え体験* | まとめレポート作成・2h |
7 | 飯森山水田におけるカブトエビ生息調査* | まとめレポート作成・2h |
8 | フィールドワークのための事前・事後学習2 | 感想レポート作成・予習・復習用資料を読む・最新の情報を調べる・2h |
9 | 庄内海岸林見学* | まとめレポート作成・2h |
10 | 飛島フィールドワーク(飛島における地域づくり活動を学ぶ1)* | まとめレポート作成・2h |
11 | 活動まとめ報告会のための発表準備作業 | 感想レポート作成・発表準備作業・4h |
12 | 活動まとめ報告会開催 | 感想レポート作成・1h |
13 | まとめ—庄内地域の自然と人々から学んだこと | 感想レポート作成・1h |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
|
成績評価基準 |
期末の試験・レポートは実施せず、感想レポート(60%)、まとめレポート(20%)、及び報告会のプレゼン(20%)で評価します。感想・まとめレポートの内容は、講義中に互いに紹介し合うことで、フィードバックします。 |
前提科目 |
環境社会学(S2)の同時履修を強く推奨。 |
後継科目 |
|
教科書 |
テキストは定めず、各テーマごとに資料を配付。 |
参考書 |
授業中に紹介する。 |
その他・注意事項 |
参加者の関心・都合に合わせて、内容・日程を相談します。フィールドワークのために、木曜4時限だけでなく、数回ほど木5時限と連続、金(午後)・土などにも行います。5月30日(土)に飛島クリーンアップ作戦(日帰り、参加費用なし)、6月から7月の間に、飛島フィールドワークを予定しています(土曜日、参加費用は食費のみ1000円程度)。
|