科目名 (英語名) |
比較文化論 I 【A1】
(Comparative Culture I) |
担当教員 |
呉 衛峰 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
ILA256 |
授業コード |
4256 |
単位 |
1 |
授業概要 |
ネイション(nation)、ナショナリティ(nationality)、ナショナリズム(nationalism)に関する理論的考察をとおして、現在における国民国家=「ネイション?ステート」(nation state)の意義や文化交渉の諸相を客観的にとらえ、分析することができる。 |
到達目標 |
ネイション(nation)、ナショナリティ(nationality)、ナショナリズム(nationalism)に関する理論的考察をとおして、現在における国民国家=「ネイション?ステート」(nation state)の意義や文化交渉の諸相を客観的にとらえ、分析することができる。 |
スキルの育成方法 |
1)世界史の知識を要するので国際感覚を磨ける。2)ナショナリズムの意味を考えることで、文化を相対的にとらえることができ、世界への関心が深まる。3)東アジアにおけるナショナリズムを考察し、問題を発見して解決案を思索する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 序論:ネイション(nation)とは何か | 「ネイション」と国民と民族などの概念の意味を復習し(60分)、ナショナリズムの起源を予習(60分) |
2 | ナショナリズムの文化的・歴史的起源 | ナショナリズムと印刷産業との関係を復習し(60分)、フランス革命と国民国家の誕生を予習(60分) |
3 | フランス革命と国民国家(ネイション?ステイト)の誕生:フランス、ドイツ、イタリア、(イギリス)。 | フランス革命と国民国家の誕生を復習し(60分)、前近代的帝国から国民国家への変容を予習(60分) |
4 | 前近代的帝国から国民国家への変容:オスマン帝国、ハプスブルク帝国 | ハプスブルク帝国の変容を復習し(60分)、ロシアと「公定ナショナリズム」を予習(60分) |
5 | ロシアと「公定ナショナリズム」 | ロシアにおける「公定ナショナリズム」の形成を復習し(60分)、南北アメリカの独立を予習(60分) |
6 | 南北アメリカの独立と新しいネイションの形 | 南北アメリカの国民国家モデルを復習し(60分)、ポスト植民地時代の国民国家を予習(60分) |
7 | ポスト植民地時代と国民国家の新しい波。まとめ | ポスト植民地時代と新しい国民国家の波について復習し(60分)、講義全体を復習(60分) |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
コメントペーパー(4割)、講義中の質疑応答(2割)、期末レポート(4割)。 |
前提科目 |
なし |
後継科目 |
比較文化論 II |
教科書 |
なし。毎回プリントを配布する |
参考書 |
白石隆・白石さや訳『定本 想像の共同体??ナショナリズムの起源と流行』ベネディクト・アンダーソン著(書肆工房早山、2014年)。 |
その他・注意事項 |
この科目はオンラインで実施します。
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