AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家  
科目名
(英語名)
民俗学と観光 I 【A1】 (Folklore Studies of Tourism I)
担当教員 岸本 誠司
開講時期 秋学期
科目ナンバー CDT237
授業コード 2466
単位 1
授業概要 明治時代に生まれた民俗学は「日本人とは何か」という問いに対して、民衆の体験や記憶などの民俗知を基礎的な資料として明らかにしてきた。現在、民俗学に向けられている問いひとつは、地域で育まれた生活文化を継承しつつ、グローバル社会のなかで「いかに生きていくか」という道筋である。本講義では、民俗学の基本的な視点について学び、これからのツーリズムに求められる役割について基礎的理解を深める。
到達目標 民俗学の基礎を身に付け、民俗学的視点で現代社会をとらえることにどのような意味や意義があるかを理解する。また、これからのツーリズムにかかわるさまざまな現象や問題点検討する能力を養成する。
スキルの育成方法 各テーマに沿った講義に加え、文献検索の方法、地形図の読み方、空中写真の読み方、写真撮影、参与観察や聞き書きの手法など民俗学の視点や方法を学ぶことによって、地域の社会や文化を読解する能力を育成する。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1民俗学の考え方 (民俗学の研究対象、目的と方法)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
2日本民俗学の系譜(柳田国男と宮本常一)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
3環境と生業の民俗 (人と自然の交渉史)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
4食の民俗(食文化の多様性)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
5時間の民俗(年中行事)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
6生と死の民俗(人生儀礼)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
7現代社会と民俗(グローバル社会と伝統文化)、まとめ配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 本授業の成績評価は、授業時間中に随時行う小テスト(各回の授業内容の理解度を確認する簡単なテスト)の点数、期末レポートの点数等を総合して行う。
前提科目
後継科目 民俗学と観光Ⅱを履修することが望ましい。
教科書
参考書 各テーマごとに資料を配付します。
その他・注意事項

民俗学を学ぶことにより、観光や地域づくりのための新たな視点を得るとともに、先人の知恵を学ぶことで現代に生きる私たちの生き方を問い直すきっかけとなることを期待したい。