AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
 ○ 
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家 ○ 
科目名
(英語名)
基礎演習b (観光まちづくりコース1) (Basic Seminar (b))
担当教員 温井 亨
開講時期 秋学期
科目ナンバー SLA104
授業コード 2458
単位 2
授業概要 前半では、風景のスケッチや、平面図、鳥瞰図等のドローイングによる表現技法を学ぶとともに、そうした作業を通して空間を認識する力を養います。後半では、公益大のキャンパスと、その周辺の文化とスポーツのエリアを分析し、その魅力をスケッチ、説明文、平面図を使ってドロー(ワード)上で表現し、A1の作品にまとめます。スケッチと平面図はスキャナーで読み込み、gimpを使って調整した後、ドロー(ワード)上に張りつけます。
到達目標 地域を分析するにも提案を行うにも、空間や形態が関係してきます。そのとき必要なドローイングによる表現力を身につけながら、空間認識の基礎的な力を身に付けます。
スキルの育成方法 前半では毎週課題が出ますから、それを翌週までに仕上げ、次週の授業時間に発表し講評を受けます。また後半は、建築、場所、風景の魅力をまとめ、表現するスキルを、コンピュータを使ってA1作品をつくることで身に付けます。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1オリエンテーション、課題1出題 10/6
2課題1「農村風景を描く」発表・講評 10/13風景を探し、写真に撮り、スケッチに仕上げる。4-8時間(事前学習)
3課題2「説明のためのスケッチ」発表・講評 10/20街並みを写真に撮る。スケッチと説明作成。4-8時間(事前学習)
4課題3「平面図による分析」発表・講評 10/27対象を探し、分析。ドローイング作成。4-8時間(事前学習)
5課題4「鳥瞰図を描く」発表・講評 11/6(金)google earthから対象地を選び、現地踏査。作図。4-8時間(事前学習)
6酒田市美術館、出羽遊心館、遊心の森を見て歩く 11/10対象地を探し撮影。スケッチで作品を構成。4-8時間(事前学習)
7課題5「シークエンスを描く」発表・講評 11/17写真整理1時間(事後学習)
8課題6「戸外のコミュニケーションの場を描く」発表・講評12/1対象地を探し、シチュエーションをデザインしてスケッチに仕上げる。4-8時間(事前学習)
9講義:公益大、酒田市美術館・出羽遊心館の見方 番外課題「キャンパスとその周辺6枚の写真」発表・講評 12/8写真を補足撮影し整理。1-4時間(事後学習)
10課題7「早描きのスケッチによるキャンパス分析」 12/15キャンパスを分析し、早描きスケッチして表現。2-4時間
11「キャンパスとその周辺の魅力」Gimp、Drawの練習 12/22A1作品の作業をコンピュータで進める(事後学習)
12課題8「キャンパスとその周辺の魅力」スケッチ6枚発表・講評 1/12キャンパスとその周辺のスケッチ6枚作成。4-8時間
13A1作品「キャンパスとその周辺の魅力」コンピュータで作業|分からないところ質問 1/19スキャナー、コンピュータで作業。5時間(事後学習)
14A1作品「キャンパスとその周辺の魅力」発表会・講評 1/26コンピュータで作業、リハーサル。5-10時間。(事前学習)

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 課題1〜8、A1作品によって評価します。欠席は減点。
前提科目
後継科目 観光・まちづくり演習a
教科書 パレット、筆、クロッキー帳を買ってもらいます(100円ショップで良い)。
参考書 「日本水彩画名作全集1〜8」第一法規。ウォーカー「パースペクティブ・スケッチ集」彰国社。安野光雅「イタリアの陽ざし」朝日新聞社、他。
その他・注意事項

観光・まちづくりコースで「まちづくり」「観光地の計画」を学ぼうと考えている人は、是非この基礎演習bを受講して下さい。2年次に行う観光・まちづくり演習に必要なスキルをこの演習で身につけます。定員を超えた場合は観光・まちづくり志望者を優先しますので、所属コースを記載してください。なお、本演習は学問的視点(建築学、造園学、都市計画)と、実務経験(建築設計事務所と都市計画事務所で、その後大学に移ってからの設計や計画の実務、まちづくり、町並み保存活動の実践)からの視点の双方から指導します。