科目名 (英語名) |
基礎演習b (国際教養コース3)
(Basic Seminar (b)) |
担当教員 |
呉 衛峰 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
SLA104 |
授業コード |
2457 |
単位 |
2 |
授業概要 |
中国語音声の基礎と実践:日本語、英語等の言語との比較の視点より、言語学における中国語の発音の位置づけと特徴を認識する。ピンイン(中国語ローマ字)を通じて中国語の発音を学習するうえ、諸外国語学習に不可欠なIPA(国際音声記号)を学習する。 |
到達目標 |
1)正確で流暢な中国語の発音を学習し、ピンインを通じて自分で発音できるようになる。2)IPAの習得によって、英語等の発音をマスターする。 |
スキルの育成方法 |
1)ピンインおよびIPAを読めるように練習する。2)グループに分けて、中国語の短い文章を発音練習し、発表する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 中国語の発音の特徴(英語や日本語と比較して) | 授業内容(復習60分)、中国語の声調と短母音(予習60分) |
2 | 中国語の声調を学習し、ピンイン(中国語ローマ字)を通じて、中国語の短母音を学習し、練習する。 | 声調と短母音(復習60分)、複合母音(予習60分) |
3 | 中国語の複合母音を学習し、練習する。 | 複合母音(復習60分)、子音等(予習60分) |
4 | 中国語の子音を学習し、送気音と送気しない音の違いを理解し、練習する。 | 送気音と不送気音の違い(復習60分)、巻き舌音の予習(60分) |
5 | 巻き舌音を学習・練習のうえ、ピンイン綴りの応用と変則を学習し、練習する。 | 巻き舌音(復習60分)、「-r化」(予習60分) |
6 | 中国語の声調(四声)の応用と変則と「-r化音」を学習し、練習する。 | 「-r化」(復習60分)、中国語の方言(予習60分) |
7 | 中国語の方言。中国語発音のまとめ。 | 中国語発音全体(復習60分)、IPA母音(予習60分) |
8 | 国際音声記号(IPA)の母音を学習し、練習する。 | IPA母音(復習60分)、IPA子音(予習60分) |
9 | 国際音声記号(IPA)の子音を学習し、練習する。 | IPA子音(復習60分)、IPAで英単語を読む(予習60分) |
10 | IPA体系における中国語、英語、日本語の発音の位置づけを理解する。 | IPA体系(復習60分)、中国語の発音の実践(予習60分) |
11 | グループ分けして、中国語発音の課題を与え、練習する。 | 課題の練習(60分)、プレゼンの練習(60分) |
12 | グループで中国語発音のプレゼンをし、評価する。 | プレゼンの自己反省(60分)、IPA発音の実践(予習60分) |
13 | グループ分けして、IPAを使って英単語を読む課題を与え、練習する。 | 課題の練習(60分)、プレゼンの練習(60分) |
14 | グループで英語発音のプレゼンをし、評価する。全体のまとめ。 | プレゼンの自己反省(60分)、全体の復習(60分) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
授業参加度4割、課題完成度6割。 |
前提科目 |
なし |
後継科目 |
なし |
教科書 |
なし。プリントを配る。 |
参考書 |
なし。 |
その他・注意事項 |
なし
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