科目名 (英語名) |
基礎演習a (武田)
(Basic Seminar (a)) |
担当教員 |
武田 真理子 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
SLA101 |
授業コード |
2411 |
単位 |
2 |
授業概要 |
「障がい者とその家族、障がい者施設運営者への理解を深め、学生ならではの事業提案を行おう」| 2020年度に新しく設立予定の社会福祉法人の運営者との連携、協働を通して、庄内地域で暮らす障がい者とその家族の思いや課題、障がい者支援施設の現状と課題について学ぶ。講義、輪読、フィールドワーク(オンラインでのインタビュー等に変更予定)、ディスカッションを通じて、自分たちで調べ、考え、そしてその成果をまとめ、発表することを学習する。授業終了時には、学生ならではの視点で新しい社会福祉法人への事業提案を行う。 |
到達目標 |
1.大学での学びに必要な学習方法(調べる、対話する、考える、まとめる、発表する)を修得する。|2.障がい者とその家族の思いや課題、障がい者支援施設等の現状と課題への理解を深める。|3.学生ならではの視点で障がい者支援施設を運営する社会福祉法人に対する事業提案を行う。 |
スキルの育成方法 |
講義ノートの作成、図書館の文献・資料を用いた調査研究、輪読、オンライン上のインタビュー調査、レポート作成、発表などを通して、大学における学びの基本的な姿勢を養う。(フィールドワークは新型コロナウィルス感染症の終息が確認され次第、夏以降に機会を設ける予定です。) |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 授業の進め方に関する話し合い、アドバイザー面談 | 障がい者に関する新聞記事等の検索・0.5hr |
2 | 日本の社会福祉制度、障がい者福祉の歴史と課題に関する学習(講義を聴講し、ノートをとる) | 講義ノートの作成、わからない事項については調べる・2hr |
3 | 障がい者福祉を含めた社会福祉の考え方への理解を深める(輪読1) | 輪読資料を読む、まとめる・2hr |
4 | 障がい者福祉を含めた社会福祉制度に関する学習(輪読2) | 輪読資料を読む、まとめる・2hr |
5 | 輪読のふりかえり(ディスカッション)と地域の障がい者支援事業所に関する学習 | 輪読内容の復習、授業内容のまとめ・2hr |
6 | インタビュー調査の準備(インタビュー対象者に関する学習と質問内容の整理) | インタビュー調査の準備・1hr |
7 | 障がい者支援施設運営者の思いを知る(オンライン方式によるインタビュー調査1) | インタビュー調査の記録と感想文の作成・2hr |
8 | インタビュー調査の内容の確認、ふりかえり(グループワーク、ディスカッション) | 授業内容のふりかえり・1hr |
9 | 障がい者の家族の思いを知る(オンライン方式にいよるインタビュー調査2) | インタビュー調査の記録と感想文の作成・2hr |
10 | 障害者支援施設の職員の思いを知る(オンライン方式によるインタビュー調査3) | インタビュー調査の記録と感想文の作成・2hr |
11 | 学生ならではの視点で障がい者支援施設を運営する社会福祉法人に対する事業提案を考える(グループワーク、まとめ学習) | レポートを作成する・2hr |
12 | 発表の準備(レポートを完成させる、発表の練習を行う) | レポートを完成する、発表準備に取り組む・2hr |
13 | オンライン発表会における事業提案内容の発表、発表のふりかえり、まとめ | レポート、発表の自己評価・0.5hr |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
授業に臨む姿勢(主体性、チームワークなど)(50%)と各自のレポートと発表内容(50%)に基づいて評価を行う。 |
前提科目 |
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後継科目 |
基礎演習b |
教科書 |
具体的な授業の進め方、輪読書等については最初の授業で話し合う。必ず初回授業に出席すること。 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
新型コロナウィルス感染症の影響で本来予定していたフィールドワークは授業中には行えなくなってしまいましたが、地域の障がい者とその家族、障がい者支援施設運営者・従事者等からのご協力を得て学んでいきます。大学における学びのための基礎力を身に付けるための授業です。受講生の積極的な参加を求めます。
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