科目名 (英語名) |
基礎演習a (阿部)
(Basic Seminar (a)) |
担当教員 |
阿部 公一 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
SLA101 |
授業コード |
2409 |
単位 |
2 |
授業概要 |
ディベートの入門編として、本演習を進めていきます。身近な題材を事例として始めることにより、ディベート・ゲームの進行及び審判の判定基準を学んでいきます。ゲームの準備作業として、その根拠となるデータ等を文献やインターネットから探しだし、ディベート資料を作成します。実際に、チームを編成してディベート・ゲームを行いますが、スキルを育成する目的から、同一テーマにて、ゲームを繰り返し行います。| |
到達目標 |
ディベート・ゲームの進行及び役割分担を理解し、入門レベルのディベート・ゲームをできるようにします。| |
スキルの育成方法 |
チームで、ディベート・ゲームの準備作業やゲームを繰り返す過程を通じて、スキルを育成していきます。特に、リーダーシップの構成要素となるスキルを高めていきます。また、ゲームを通じて、相手の主張をじっくりと聞く訓練を繰り返すことにより、傾聴のスキルを育成していきます。| |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | アドバイザー面談 | 3分程度の自己紹介ができるように練習をしてくる(1時間)/本演習のシラバス内容を確認する(1時間) |
2 | 図書館ガイダンス/参考文献の整理の仕方 | インターネット等を通じて、ディベート・ゲームに関する参考文献・ホームページの一覧を作成してくる(2時間) |
3 | 本演習の進め方及びチーム編成(肯定チーム・否定チーム・審判チーム) | 全員でで協議し、チーム編成案を考えてくる(2時間) |
4 | ディベート・ゲーム全体の進行過程及び役割分担を理解する | 高校の教科書やインターネット等を利用して、ディベート・ゲームの進行過程についてまとめてくる(2時間) |
5 | 審判チームの判定基準の協議及び決定 | 高校の教科書やインターネット等を利用して、審判の判定基準についてまとめてくる(2時間) |
6 | 身近な題材を事例として、ディベート・ゲームの進行過程を理解する | 指定されたテーマに関して、チームでゲームの準備をしてくる(4時間) |
7 | 再度戦略を立て直し、再度ゲームを繰り返すことにより、進行過程及び役割分担の理解を深める | 負けた理由を確認し、戦略を立て直してくる/ディベート資料のデータ・記述の修正をしてくる(2時間) |
8 | チームに分かれて、相互に教えあうことにより、テーマに関する理解を深める | テーマに関して、文献や関連ホームページを活用し、事前学修をしてくる(2時間) |
9 | チームに分かれて、必要な情報を収集する | テーマに関して、文献や関連ホームページを活用し、事前学修をしてくる(2時間) |
10 | チームに分かれて、ディベート資料を作成する | チームで、ディベート資料のたたき台を作成してくる(4時間) |
11 | ディベート資料を完成させ、役割分担に基づき練習をする | ディベート資料を修正してくると共に、ゲームの戦略を立ててくる(2時間) |
12 | 練習試合/講評 | ゲームにおける役割分担を確認し、ゲームの戦略を立てると共に練習してくる(4時間) |
13 | 最終決着戦 | 相手の主張を推論することにより、その反論を考えて練習してくる(4時間) |
14 | 全体のまとめと振り返り | 指定された課題について、レポートをまとめてくる(4時間) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
(1)毎回の本演習に対する積極的な参加の度合い(6割)、(2)ゲームでの活躍及びディベート資料(4割)により評価します。作成したディベート資料や審判の判定資料等を必ず提出してください。 |
前提科目 |
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後継科目 |
基礎演習b |
教科書 |
特に使用しません。 |
参考書 |
必要に応じて紹介します。 |
その他・注意事項 |
特に、政策コースに進むことを検討している方に履修をお勧めします。
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