科目名
(英語名) |
経済史 【A1】
(Economic History) |
| 担当教員 |
遠山 茂樹 |
| 開講時期 |
秋学期 |
| 科目ナンバー |
BIZ212 |
| 授業コード |
2261 |
| 単位 |
2 |
| 授業概要 |
西洋の古代から産業革命期に至る経済の発展を歴史的にたどる。一般に西洋経済史の講義では古代・中世は手薄になりがちだが、本講義ではとりわけ中世封建社会の経済的基盤である荘園や都市の実態を当時の史料に即して実証的に検討する。単なる用語の説明に終始することなく、史料と対峙してじっくり「考えてみる」時間を設ける。 |
| 到達目標 |
西洋経済史の基礎知識を習得するとともに、多様なものの見方と柔軟な思考力を養う。 |
| スキルの育成方法 |
配布プリント、視聴覚教材などを使用しながらスキルの育成に努める。 |
| 授業計画 |
| 回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
|---|
| 1 | 経済史の時代区分 | 産業革命と工業化について調べ（予習60分）、経済史の時代区分を整理し、まとめる（復習60分） |
| 2 | 古代の経済と奴隷 | 古代の奴隷について調べ（予習60分）、奴隷が古代の経済において果たした役割を考える（復習60分）。 |
| 3 | 古代地中海世界の農業経済 | オリーブとブドウについて調べ（予習60分）、古代の農業経済における重要性を考える（復習60分）。 |
| 4 | 古代ヨーロッパの商業圏 | フェニキア人について調べ（予習60分）、地中海商業圏と北方商業圏についてまとめる（復習60分）。 |
| 5 | 中世の荘園経済 | 封建制と農奴制について調べ（予習60分）、中世ヨーロッパの荘園経済についてまとめる（復習60分）。 |
| 6 | 中世都市の成立と発展 | イギリスの都市ソールズベリについて調べ（予習60分）、中世都市の成立と発展をまとめる（復習60分）。 |
| 7 | 中世ヨーロッパの商業圏 | シャンパーニュ地方について調べ（予習60分）、中世の３つの商業圏について整理する（復習60分）。 |
| 8 | 黒死病と中世経済の崩壊 | 中世末期の黒死病について調べ（予習60分）、その社会経済史的影響を考える（復習60分）。 |
| 9 | 近世の香辛料貿易 | モルッカ諸島で産出される香辛料について調べ（予習60分）、香辛料貿易についてまとめる（復習60分）。 |
| 10 | 「ロンドン—アントワープ枢軸」の成立 | 近世ロンドンの歴史を調べ（予習60分）、アントワープとの経済的結合についてまとめる（復習60分）。 |
| 11 | イギリス商業革命の展開 | 大西洋の三角貿易について調べ（予習60分）、イギリス商業革命の特徴をまとめる（復習60分）。 |
| 12 | 東インド会社と重商主義 | イギリス東インド会社について調べ（予習60分）、その経済活動と重商主義についてまとめる（復習60分）。 |
| 13 | 農業革命と産業革命 | 農業革命について調べ（予習60分）、農業革命論を整理し、産業革命との関連を考える（復習60分）。 |
| 14 | 定期試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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| 成績評価基準 |
毎回のコメントペーパー（5％）、課題レポート（15％）3000字程度。講義の内容に関連した課題を提示、定期試験（80％）論述式100％ |
| 前提科目 |
西洋史aあるいは西洋史b |
| 後継科目 |
西洋史aあるいは西洋史b |
| 教科書 |
使用せず（毎回プリントを配布する）。 |
| 参考書 |
適宜、教室で紹介する。 |
| その他・注意事項 |
毎回のコメントペーパーを用いて、次の講義でフィードバックを行なう。課題レポートについては、教室で講評する。|この科目はオンラインで実施します。
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