科目名 (英語名) |
地方自治法 【S2】
(Local Autonomy Law) |
担当教員 |
斉藤 徹史 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
POL231 |
授業コード |
2213 |
単位 |
2 |
授業概要 |
地方自治法は地方自治のあり方を定めた法律です。この法律は地方自治体の仕組みや役割などを扱うことから、地域の自治に関わりたいと考えている人、まちづくりを考えたいと考えている人は理解を深めておく必要があります。地方自治体への就職を考えている人にも役立つ授業となるように心がけます。 |
到達目標 |
地方自治法を学んだことのない人に、地方自治法に書かれている内容を大まかに説明できるようになります。|地方自治法を学ぶことで行政法の理解が進むようになります。 |
スキルの育成方法 |
裁判例を多く取り上げ、地方自治法の使われ方を具体的にイメージできるように留意します。|行政法の知識を再確認しながら授業を進めます。|授業の進捗に応じて授業内でレポートを書いてもらい、その場で提出してもらうことも予定しています。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 地方自治と「地方自治の本旨」 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
2 | 地方公共団体の種類・住民の権利と義務 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
3 | 自治事務と法定受託事務 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
4 | 公務員試験の問題を解く | 事後学修:関連する問題を解く(4時間) |
5 | 地方自治体への国の関与 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
6 | 地方自治体の経済活動・まちづくり | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
7 | 自主立法権 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
8 | 自主財政権・地方財政・公共契約 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
9 | 地方自治体の組織・住民監査請求と住民訴訟 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
10 | 公の施設の管理 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
11 | PPP(官民連携) | 事後学修:関連する書籍を読む(4時間) |
12 | 地方公務員法 | 事後学修:教科書を読み、関連する判例を学ぶ(4時間) |
13 | まとめ・小テストの実施・解説 | 事後学修:不正解だった問題を中心に復習する(4時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
|
成績評価基準 |
期末レポート(55%)・小テスト(穴埋め・記述形式)(45%)の総合点により評価します。|希望者にはレポートの講評を行いますので、担当教員に連絡してください。 |
前提科目 |
法学・行政法 |
後継科目 |
公共系科目演習(a) |
教科書 |
板垣勝彦『自治体職員のための ようこそ地方自治法』(第一法規,第3版,2020年)ISBN:978-4-474-06294-4 |
参考書 |
|
その他・注意事項 |
・小型六法を持参してください。授業は双方向形式で行いますので、履修者の意見を積極的に求めます。|・シンクタンクでの地方自治に関する研究の成果をいかし、全国の事例を交えながら、まちづくりや行政サービスなどに対して法的にアプローチします。
|