科目名 (英語名) |
国際関係論 【S2】
(International Relations) |
担当教員 |
玉井 雅隆 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
ILA251 |
授業コード |
1504 |
単位 |
2 |
授業概要 |
経済の相互依存が進んだ現在、世界規模の大規模な戦争の脅威は薄れたが、地球温暖化などの地球規模の問題は国家単位での解決が困難である。その行為主体(アクター)も国家のみならず、国際機構やNGOなど様々なアクターが活動している。本講義の目的は、国際政治における様々なアクターや政策決定に関して、その決定がどのようになされ、そしてどのように実施されるのかという点に関して学ぶことである。 |
到達目標 |
国際政治に関して理論的分析を行うことができる。また、国際情勢に係る現状と課題を多面的に理解することができる。 |
スキルの育成方法 |
講義と授業の際に提出を求めるレポートなどを通じて論理的思考を形成し、現在の国際社会における諸問題に関する課題を|見つけ出し、当該問題に対する自らの意見形成を醸成する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | Course introduction| | 新聞の国際面を読み、興味関心を持ったテーマを切り抜いておく(2.0h) |
2 | 国際政治理論:この単元では、国際政治を分析する為の理論的枠組みに関して学ぶ。 | 新聞の国際面を読み、興味関心を持ったテーマを切り抜いておく(2.0h) |
3 | 国際政治の諸アクター1:国際関係における諸アクターに関して、国連に注目してその活動領域と問題点に関して学ぶ。 | テキスト第1章・第2章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
4 | 国際政治の諸アクター2:国際関係と国際平和に関して、紛争予防論の立場から学ぶ。外部講師による授業になる。 | テキスト第3章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
5 | 国際政治の諸アクター3:国際関係の諸アクターに関して、地域的国際機構のEUとOSCE(欧州安全保障協力機構)に注目して学ぶ。 | テキスト第5章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
6 | 国際政治の諸アクター4:この単元では、国際関係の諸アクターに関して、民間アクターである多国籍企業やNGO/NPOに関して学ぶ | テキスト第8章・第9章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
7 | 国際政治の現状1:この単元では、通常兵器並びに核兵器の軍縮、軍備管理に関して学ぶ。 | テキスト第11章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
8 | 国際政治の現状2:この単元では、安全保障論並びに紛争予防に焦点を当ててその理論的展開について学ぶ。 | テキスト第10章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
9 | 国際政治の現状3:この単元では、紛争予防に焦点を当てて、どのように理論的展開がなされてきたのかを学ぶ。 | 授業中に配布された資料に関し、まとめる。(2.0h) |
10 | 国際政治の現状4:この単元では、民主化、民主主義と国際政治の関係性に関して学ぶ。 | テキスト第13章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
11 | 国際政治の現状5:この単元では、マイノリティと国際政治の関係性に関して学ぶ。 | 授業中に配布された資料に関し、まとめる。(2.0h) |
12 | 国際政治の現状6:この単元では、貧困と開発について学ぶ。 | テキスト第17章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
13 | 国際政治の現状7:この単元では、現在の国際政治の大きな問題となっている環境問題に焦点をあてて学ぶ。 | テキスト第15章・第18章を読み、授業内で出された課題に関してまとめる。(2.0h) |
14 | まとめ:この単元では、これまで学んできたことをまとめると同時に、新たな脅威であるテロについて学ぶ。 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
・定期テスト(80%)|・コメントペーパー(20%) |
前提科目 |
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後継科目 |
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教科書 |
庄司真理子・宮脇昇・玉井雅隆(編)(2016)「新グローバル公共政策 改訂版」晃洋書房 |
参考書 |
授業内で適宜紹介 |
その他・注意事項 |
授業言語:英語と日本語
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