科目名 (英語名) |
地域福祉論b
(Community Welfare (b)) |
担当教員 |
佐藤 昭洋 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
CBC231 |
授業コード |
1456 |
単位 |
2 |
授業概要 |
本講義は、社会福祉士指定科目「地域福祉の理論と方法」のうち「方法」の部分に該当する。社会環境が大きく変化するなかで、地域の多様な生活問題は従来の福祉制度の枠を超えてきている。そのような地域課題を、住民自らが主体的に解決していくために、援助者(コミュニティワーカー)によって行われる側面的援助方法論としてのコミュニティワークやコミュニティソーシャルワークの理論と実践について中心に学習する。 |
到達目標 |
①地域福祉における主体と対象を理解し、住民の主体形成の概念を理解する。②地域生活課題の変化と現状を踏まえ、包括的支援体制の概念とその実際を理解することができる。 |
スキルの育成方法 |
講義形式や事例の検討などを通じて、受講者のスキルの育成を図る。その他、専門誌・新聞等を活用することで地域福祉における現状や課題を理解を深められるようにする。また授業内容は、受講者の理解度等を踏まえて変更することもある。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | オリエンテーション—コミュニティワークとコミュニティソーシャルワーク— | 科目の学習内容と方法の確認(60分) |
2 | コミュニティソーシャルワークと専門職の役割① | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
3 | コミュニティソーシャルワークと専門職の役割② | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
4 | 住民参加と方法 | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
5 | ソーシャルサポートネットワーク | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
6 | 地域における社会資源の活用・調整・開発 | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
7 | 地域における福祉ニーズの把握方法と実際 | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
8 | 地域包括ケアシステムの構築と実際① | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
9 | 地域包括ケアシステムの構築と実際② | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
10 | 地域における福祉サービスの評価方法と実際 | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
11 | 災害支援と地域福祉 | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
12 | 日本の地域福祉に影響を与えた海外の考え方—イギリス、アメリカ— | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
13 | 総まとめ | 前回の振り返り及び事後学習の内容確認(60分) |
14 | 課題レポートの提出 | 全回の振り返り(60分) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
期末レポート50%、講義参加度50%により総合的に評価。 |
前提科目 |
地域福祉論a、社会福祉士受験資格に必要な指定科目 |
後継科目 |
社会福祉士受験資格に必要な指定科目 |
教科書 |
社会福祉士養成講座編集委員会『新・社会福祉士養成講座9 地域福祉の理論と方法[第3版]』(中央法規、2015年)2,600円(税別) |
参考書 |
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その他・注意事項 |
社会福祉士受験資格に係る指定科目として位置づけられているため、社会福祉士養成課程志望者は履修を必須とする。 正当な理由による遅刻、欠席の場合は、欠席届等で申し出ること。
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