科目名 (英語名) |
経済学 【S2】
(Economics) |
担当教員 |
三木 潤一 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
SLA131 |
授業コード |
1302 |
単位 |
2 |
授業概要 |
経済学は単に机上の学問ではなく、現実の複雑な経済現象の本質を理解するために欠かせない。本講義の目的は、入門レベルのミクロ経済学とマクロ経済学それぞれの基本的な考え方を把握し、経済学の発想を身につけることによって、わが国が直面している様々な政治経済問題を考える際の手がかりを提供することにある。 |
到達目標 |
1.需要と供給が、価格の調整によってバランスすることを理解できるようになる。| 2.市場の働きとその限界、市場を補う政府の役割といったことについて理解できるようになる。 |
スキルの育成方法 |
経済学の考え方を身に付けるためには、問題練習等を通じて自ら考えることが重要であるため、基本的な概念・理論の説明、問題練習、問題の解説という流れで講義を行う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 経済学とは何か:経済学は身近な学問、経済循環図 | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
2 | ミクロ経済学の基本(その1):需要曲線と供給曲線 | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
3 | ミクロ経済学の基本(その2):需要の価格弾力性 | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
4 | ミクロ経済学の基本(その3):市場メカニズム | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
5 | マクロ経済学の基本(その1):GDPについて | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
6 | マクロ経済学の基本(その2):海外を含めたマクロ経済の鳥瞰図 | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
7 | マクロ経済学の基本(その3):国民所得の決定 | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
8 | 1〜7の復習とまとめ、中間試験 | 1〜7の復習をする(3時間) |
9 | 政府の経済活動(その1):財政の3つの働き | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
10 | 政府の経済活動(その2):国と地方の役割分担 | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
11 | 政府の経済活動(その3):財政赤字の健全化 | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
12 | ゲーム理論の考え方:囚人のジレンマ、ナッシュ均衡 | 配付する練習問題等の課題に取り組む(2時間) |
13 | 9〜12の復習とまとめ | 9〜12の復習をする(3時間) |
14 | 期末試験 | 定期試験のための総復習をする(4時間) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
中間試験30%、期末試験70%で評価する。| 中間試験については解答・解説を行う。 |
前提科目 |
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後継科目 |
「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」 |
教科書 |
米本清・宇都宮仁 編著(2018)『経済学入門』みらい(ISBN:978-4860154561)。 |
参考書 |
講義中に適宜指示する。 |
その他・注意事項 |
レジュメとスライドを中心に講義するが、ノートは各自丁寧にとること。| 講義中に示す参考文献などで、講義内容を補完し理解を深めること。| 毎講義のコメントペーパーのうち重要な内容に対しては、次回に返答する。
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