科目名 (英語名) |
相談援助演習 IV
(Seminar in Social Work Practice IV) |
担当教員 |
灰谷 和代 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
SWT311 |
授業コード |
1214 |
単位 |
2 |
授業概要 |
ソーシャルワーカーは個人と集団との交互作用から形成される集団力学を洞察し、それを活用していく専門技術が必要である。集団を活用した相談援助の基本原理、技術、援助過程等をロールプレイを通じて経験的に習得する。次に、現代的な福祉課題(社会的排除、虐待、家庭内暴力等)を扱った事例のグループ討議(事例検討)、グループ発表等を行い、授業プログラム全体を通じて集団力学を学ぶ。 |
到達目標 |
集団場面における傾聴・洞察、集団力学の活用と制限、相互作用を促す介入等、集団を活用した援助技術に必要な基本スキルを学ぶ。 |
スキルの育成方法 |
グループワークのロールプレイを通じてコミュニケーション力を高めつつ、グループにおけるチームワークや傾聴力等を養い、グループワーカーとしてのマネジメント力を養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 授業の概要説明、集団を活用した援助場面の共通原理 | 事前:集団援助場面の原理を調べる(60分)事後:集団援助場面の原理をまとめる(60分) |
2 | 集団における語りと傾聴 | 事前:集団における語りと傾聴を調べる(60分)事後:集団における語りと傾聴をまとめる(60分) |
3 | 集団の相互作用の活性化 | 事前:集団の相互作用を調べる(60分)事後:集団の相互作用をまとめる(60分) |
4 | 集団規範の分析 | 事前:集団規範について調べる(60分)事後:集団規範についてまとめる(60分) |
5 | 開始期における基本ルールの合意形成・契約 | 事前:開始期における基本ルールを調べる(60分)事後:開始期をまとめる(60分) |
6 | 準備期における環境調整 | 事前:準備期(環境調整)について調べる(60分)事後:準備期(環境調整)をまとめる(60分) |
7 | 準備期における計画 | 事前:準備期(計画)について調べる(60分)事後:準備期(計画)についてまとめる(60分) |
8 | 作業期における利用者の個別化 | 事前:利用者の個別化について調べる(60分)事後:利用者の個別化についてまとめる(60分) |
9 | 作業期における共感・受容・参加の促進 | 事前:共感・受容・参加を調べる(60分)事後:共感・受容・参加をまとめる(60分) |
10 | 作業期における集団のアセスメントとプランニング | 事前:アセスメントとプランニングを調べる(60分)事後:アセスメントとプランニングをまとめる(60分) |
11 | 終結・移行期における効果測定とアフターケア | 事前:終結・移行期について調べる(60分)事後:終結・移行期についてまとめる(60分) |
12 | 現代的な福祉課題の援助事例の検討① | 事前:事例の理解(60分)事後:事例検討の復習(60分) |
13 | 現代的な福祉課題の援助事例の検討② | 事前:事例の理解(60分)事後:事例検討の復習(60分) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
|
成績評価基準 |
受講態度(授業の感想、グループ作業の貢献度等)、レポート(グループワークの計画)による評価 |
前提科目 |
相談援助演習 III |
後継科目 |
相談援助演習 V |
教科書 |
毎回、授業資料を配布します。 |
参考書 |
必要に応じて紹介します。 |
その他・注意事項 |
初回の授業において、注意事項等を伝えます。
|