科目名 (英語名) |
プロジェクト型応用演習2 (新規開業ホテルの事業開発コンペ)(2019年)
(Project Based Seminar 2) |
担当教員 |
倉持 一 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
ASC322 |
授業コード |
7761 |
単位 |
2 |
授業概要 |
本演習は現在酒田駅前で進行中の「酒田駅前地区第一種市街地開発事業」の事業執行者らの依頼と協力により、同事業の中核の一つであるフードコート計画に関し、誘致候補となる業種、具体的店舗、メニューなどの企画提案を行うものである。本演習は、近年再開発事業で注目される公共(コミュニティ)性にも配慮し、経営学の視点に限らない多角的な学修と検証、討論を行い、より実務的な企画提案が出来るように展開される。 |
到達目標 |
・酒田駅前地区再開発事業の背景、概要、開発方針などを理解し、課題克服に向け先進事例調査や経営学の分析フレームワークを活用して、事業のあるべき姿(ビジョン)を示す。・クライアントである企業や酒田市に対してプレゼンを行い、事業開発に貢献する。 |
スキルの育成方法 |
クライアントからの事業説明を通じ、事業概要把握、課題や期待されることの理解を図る。その後、担当教員による講義により経営学の分析フレームワークを学び事例検証を行うことで分析力を培う。観光業やホテル業の現状や課題を調査し、それを克服する力強いビジネスプランを履修生同士が協力して立案し能力向上を図る。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス:本演習の概要、目的などの説明 | 酒田駅前地区再開発事業に関する新聞報道などの確認(1h) |
2 | 事業概要の把握など:事業執行者の説明と質疑応答 | 酒田駅前地区再開発事業ならびに類似の再開発事業に関する新聞報道などの確認(1h) |
3 | ユニット1:分析フレームワーク学修(市場分析、マーケティングなど) | 講義内容の復習と授業内課題の実施(1h) |
4 | ユニット1:分析フレームワーク学修(コミュニティ、販売戦略など) | 講義内容の復習と授業内課題の実施(1h) |
5 | ユニット1:情報収集と分析 | 授業内では行えなかった情報収集(ヒアリング、現地調査など)の実施(2h) |
6 | ユニット2:情報収集と分析 | 授業内では行えなかった情報収集(ヒアリング、現地調査など)の実施(2h) |
7 | ユニット2:企画立案 | 授業内では終えられなかったグループ内討議と企画立案(2h) |
8 | ユニット2:企画立案 | 授業内では終えられなかったグループ内討議と企画立案(2h) |
9 | ユニット2:授業内中間報告会と意見のフィードバック | 中間報告会で出た意見の集約と提案プランの修正(2h) |
10 | ユニット3:企画修正とプレゼンに向けた準備 | 授業内で出た意見の集約と提案プランの修正(2h) |
11 | ユニット3:プレゼンに向けた準備 | プレゼン資料の作成(3h) |
12 | ユニット3:事業執行者らへの企画提案(プレゼン) | プレゼンで出た意見の集約と提案内容の再修正(2h) |
13 | 本演習の振り返り・まとめ | 提案企画書の作成(2h) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
演習における調査、研究、討議などへの貢献度(60%)、事業執行者らへの提案内容(40%) |
前提科目 |
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後継科目 |
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教科書 |
特になし。 |
参考書 |
必要に応じ、授業内で指示します。 |
その他・注意事項 |
本演習は、現在進行中の再開発事業に協力し、その実現を目指すものです。学修成果が数年後に現実のものとして展開されるということを念頭に、履修者には演習への積極的な参加が求められます。
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