AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
 ○ 
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家 ○ 
科目名
(英語名)
観光・まちづくり演習a 【S1】(2019年) (Studio on Tourism and Community Planning (a))
担当教員 温井 亨
開講時期 S1
科目ナンバー CDT254
授業コード 5305
単位 2
授業概要 基礎演習bで修得したドローイングの技法を用いて、中心市街地問題という現在の酒田が直面している問題に取り組みます。とくに井山武司さんが設計した3ブロックの酒田大火復興集合住宅で空室となっている2~3階を取り上げ、これを新たな住宅として再生する建築設計を行います。
到達目標 中心市街地の人口減少とその対策として現在検討されている住宅供給について理解すること。酒田大火の復興都市計画、復興集合住宅について理解し、現在残されている街路、建築の魅力を語れること。都市建築や住民からの課題に応えた建築設計を行うこと。住民、商店街と協働して取り組めること。
スキルの育成方法 スケッチによって建築、街路空間の魅力を表現する力をつけます。コンベックスや巻尺を使って実測のスキルを習得します。写真、Gimpを使って連続立面図の作成スキルを身につけます。新たな住宅の提案を行う中で、平面図、立面図、断面図による建築設計を体験します。住民、商店街との話し合い、聞き取りにより傾聴力、コミュニケーション力を育成し、発表会のプレゼンテーションで発信力も身につけます。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1ガイダンス 4/12、3時限
2都市計画ビデオ「ヒューマン・スケール」4/12、4時限ビデオについてレポートを書く(事後学習4時間)
3酒田大火復興都市計画、復興建築現地調査 4/19 3時限教科書指定図書を読みレポートを書く(事前学習4時間)
4酒田大火復興都市計画、復興建築現地調査 4/19 4時限スケッチ制作3枚(事後学習3時間)
5街路実測、復興建築見学(実測) 4/26 3時限
6街路実測、復興建築見学(実測) 4/26 4時限実測結果のまとめ(事後学習5時間)
7復興建築(都市計画)の魅力スケッチ発表会 5/10 3時限スケッチ制作3枚(事前学習3時間)
8井山武司設計復興建築について解説 5/10 4時限実測結果のまとめ(事後学習5時間)
9復興建築更新方法ディスカッション 5/17 3時限
10復興建築更新方法ディスカッション 5/17 4時限ディスカッション結果のまとめ(事後学習2時間)
11設計案エスキス、更新組織、維持管理組織の検討 5/24 3時限
12設計案エスキス、更新組織、維持管理組織の検討 5/24 4時限設計案作成(事後学習5時間)
13学内発表会 6/7 3時限プレゼンテーション作品制作(事前学習5時間)
14現地発表会 6/14 3時限あるいは夜プレゼンテーション作品修正(事前学習5時間)

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 ビデオレポート(割合1)、読書レポート(割合1)、スケッチ(割合3)、ディスカッションのまとめ(割合1)、最終作品(割合6)の合計で評価します。欠席は減点します。
前提科目 基礎演習b(ドローイング):ここで習得したスキルを前提に本演習は行います
後継科目 観光・まちづくり演習b、プロジェクト型応用演習(寺町、飛島、加茂)
教科書 ルドフスキー「人間のための街路」鹿島出版会、ジェイコブズ「アメリカ大都市の死と生」鹿島出版会 の2冊からコピー配布
参考書
その他・注意事項

建築設計といっても、建築学科のようにCADや製図版を用いた本格的な作業はしませんからご心配なく。また、基礎演習b(ドローイング)未履修の人は多少ハンディがありますが、補足指導しますので挑戦してください。心配な人は相談ください(nukui@koeki-u.ac.jp)。