科目名 (英語名) |
地域福祉演習 III(2019年)
(Seminar on Community Welfare III) |
担当教員 |
武田 真理子 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
CBC351 |
授業コード |
5105 |
単位 |
2 |
授業概要 |
本演習では、「地域福祉演習 I」の酒田市における高齢者等を対象とした調査・フィールドワーク活動において、同活動の経験者として後輩への指導を行うと同時に調査及びフィールドワークの実施・運営を担当する。また、平成30年度の「地域福祉演習Ⅰ・Ⅱ」の学習成果をもとに、「地域福祉演習Ⅰ」の受講生及び本学学生を対象とした「認知症サポーター養成講座」を企画・運営し、学生の認知症への理解を深める学習の場を提供する。以上の実践を通して、地域福祉の運営に必要なマネジメント・スキルを身に付ける。| |
到達目標 |
受講生が自ら地域福祉のニーズの把握のための調査・フィールドワーク活動を行えるようになるために、「地域福祉演習 I」の調査・フィールドワーク活動の(1)調査対象者や関係機関等との連絡と日程調整、(2)調査等の準備、(3)認知症サポーター養成講座の企画・運営、(4)調査等の結果の報告の4つのマネジメント・スキルを身に付ける。 |
スキルの育成方法 |
同上 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス:演習の目的と概要説明|酒田市における地域福祉の現状に関する報告 | 地域福祉論 I・ IIの復習(30分)|調査対象者に関する情報収集(30分) |
2 | 「地域福祉演習 I」受講生に対する平成30 年度調査の報告 | 報告準備(1時間) |
3 | 「地域福祉演習 I」受講生に対する調査・フィールドワーク活動の対象地域等に関する説明 | 説明準備(1時間) |
4 | 「地域福祉演習 I」受講生の調査・フィールドワーク活動対象地域の訪問、見学の同行 | 調査・フィールドワーク活動対象地域の情報収集(30分) |
5 | 「地域福祉演習Ⅰ」受講生等を対象とした認知症サポーター養成講座の企画・準備 | 認知症サポーター養成講座の企画・準備(2時間) |
6 | 認知症サポーター養成講座の開催・実施 | 認知症サポーター養成講座実施のふりかえり(1時間) |
7 | フィールドワーク活動(1)第1回フィールドワーク活動の進行・管理 | 「地域福祉演習Ⅰ」受講生のフィールドワーク活動準備のサポート(30分) |
8 | フィールドワーク活動(2)第2回フィールドワーク活動の進行・管理 | 「地域福祉演習Ⅰ」受講生のフィールドワーク活動準備のサポート(30分) |
9 | 調査の準備 | 「地域福祉演習Ⅰ」受講生のフィールドワーク活動のまとめ資料の作成のサポート(1時間) |
10 | 調査活動(1)第1回調査の進行・管理 | 「地域福祉演習Ⅰ」受講生の調査活動準備のサポート(30分) |
11 | 調査活動(2)第2回調査の進行・管理 | 「地域福祉演習Ⅰ」受講生の調査活動準備のサポート(30分) |
12 | 調査結果のまとめ、報告書作成 | 調査結果のまとめ資料の作成(1時間) |
13 | 調査結果の発表会の進行、運営及び関係者への報告 | 報告書の作成、発表会の準備、関係者への報告(4時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
(1)認知症サポーター養成講座の企画・運営・実施(以上30%)、(2)調査対象者や関係機関等との連絡と日程調整、調査等の準備のサポート、調査等活動当日の進行・管理(以上合計30%)、(3)調査・フィールドワーク活動の結果の報告の実施内容(20%)、(4)レポート(20%)により評価を行う。 |
前提科目 |
地域福祉演習 I・ II |
後継科目 |
地域福祉演習 IV |
教科書 |
テキストは指定しない。学習内容に沿って、レジュメ、資料等を配布する。 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
・本演習は「地域福祉演習 I」と「地域福祉演習 II」を履修した者のみを対象とする。|・演習は時間割上の日時と異なる時間に行うこともある。ガイダンスで予定表を配布するので、必ず出席すること。|・「地域福祉演習Ⅰ〜Ⅳ」は、社会福祉士養成課程の指定科目(相談援助実習指導等)への移行を予定しているため、今年度限りの開講となる可能性有り。
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