科目名 (英語名) |
地域福祉演習 I(2019年)
(Seminar on Community Welfare I) |
担当教員 |
武田 真理子 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
CBC251 |
授業コード |
5104 |
単位 |
2 |
授業概要 |
地域福祉は、全ての人が住み慣れた地域の中で安心して生活を続けていくことを実現するために行政、専門職・機関、NPO、住民自治組織、地域住民などが連携・協力し、お互いを支え合う地域社会を築くことを目的としている。本演習では、酒田市における住民の認知症理解という課題を設定し、高齢者や関係機関を対象とした調査及びフィールドワークを実施し、具体的な課題を明らかにする。また、地域福祉推進に必要とされる地域資源について学ぶ。 |
到達目標 |
・受講生自らが調査活動及びフィールドワークを行うことにより、地域福祉の具体的な課題を把握、理解する。|・課題解決に向けた様々な取り組みの状況について調査することにより、地域福祉推進の主体について学ぶ。 |
スキルの育成方法 |
受講生自らが調査活動及びフィールドワークを行うことにより、コミュニケーション、発信力、創造力、企画力、柔軟性、課題発見力をはじめとするスキルを養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス:演習の目的と概要説明|事前学習(1)酒田市における地域福祉の現状 | 「地域福祉論a」の復習(2時間) |
2 | 事前学習(2)平成30年度の調査に関する学習 | 庄内の地域福祉活動等の新聞記事の確認(2時間) |
3 | 事前学習(3)調査地域、フィールドワーク実施事業所等に関する学習 | 前回授業の復習、調査・フィールドワーク対象地域等の情報収集(2時間) |
4 | 事前学習(4)調査・フィールドワーク対象地域等の訪問、見学 | 前回授業の復習、調査・フィールドワーク対象地域等の情報収集(2時間) |
5 | 事前学習(5)フィールドワークの事前学習、準備 | 前回授業の復習、調査・フィールドワークの準備(2時間) |
6 | 事前学習(6)課題に関する学習(地域福祉演習Ⅲ受講生が講師となる認知症サポーター養成講座の開催) | 課題に関する事前・事後学習(2時間) |
7 | フィールドワーク活動(1)第1回(特別養護老人ホームにおける利用者との交流) | 前回授業の復習、フィールドワークの準備(2時間) |
8 | フィールドワーク活動(2)第2回(グループホームにおける利用者との交流) | 前回授業の復習、フィールドワークの準備(2時間) |
9 | フィールドワークのふりかえり、課題の整理 | フィールドワークの記録資料の作成(2時間) |
10 | 調査活動(1)第1回調査(課題に対する社会福祉法人等の取組み状況、聞き取り調査) | 前回授業の復習、調査の準備(2時間) |
11 | 調査活動(2)第2回調査(課題に対する住民自治組織等の取組み状況、聞き取り調査) | 前回授業の復習、調査の準備(2時間) |
12 | 調査結果のまとめ、報告書作成、発表の準備 | 調査結果のまとめ資料の作成、報告書の作成(3時間) |
13 | 調査結果の発表、まとめ | 報告書の完成、発表準備、レポート作成(4時間) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
各回のコメントペーパー(20%)、調査・フィールドワーク活動への参加貢献度(30%)、報告書・発表の内容(30%)、レポート(20%)によって評価を行う |
前提科目 |
地域福祉論a |
後継科目 |
地域福祉演習 II〜 IV |
教科書 |
テキストは指定しない。学習内容に沿って、レジュメ、資料等を配布する。 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
・本演習は、地域福祉コースの3年生以上の学生を対象とする。他のコースの学生で受講を希望する者は必ずガイダンスに出席し、担当教員と相談の上、履修すること。|・演習は時間割上の日時と異なる時間に行うこともある。ガイダンスで予定表を配布するので、必ず出席すること。|・「地域福祉演習Ⅰ〜Ⅳ」は、社会福祉士養成課程の指定科目(相談援助実習指導等)への移行を予定しているため、今年度限りの開講となる可能性有り。
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