科目名 (英語名) |
教育学(2019年)
(Education) |
| 担当教員 |
白旗 希実子 |
| 開講時期 |
秋学期 |
| 科目ナンバー |
SLA139 |
| 授業コード |
4455 |
| 単位 |
2 |
| 授業概要 |
「教育」という事象は、誰もが体験してきたものであり、自らの体験から「教育」について語ることが多い。講義では、子ども、学校、職業と教育、教師の仕事から「教育」に関する基本的概念について学び、考えることで、自らの「教育」についての経験を相対化し、客観化する。また、学校と地域・家庭との連携、チーム学校などをトピックスとして取り上げ、「教育」について考える。 |
| 到達目標 |
子ども、学校、職業と教育、教師の仕事、教育時事という側面から、「教育」について考え、教育学の諸概念並びに教育の本質及び目標についての基礎知識を身につける。教育課題を歴史的な視点から理解するための基礎的な知識を修得している。 |
| スキルの育成方法 |
事前・事後学習、提出課題の作成に取り組むこと、講義内容を理解し確認テストにおいて到達度を各自確認すること、コメントペーパーへの記入による講義の振り返りをおこなうこと、グループワークへの積極的な参加によって育成される。 |
| 授業計画 |
| 回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
| 1 | 教育とは −子ども観から考える— | 「教育」・「教化」・「形成」を調べる、復習・各3h |
| 2 | 学校とは(1) 近代学校の成立と特徴 | モニトリアル・システムについて調べる、復習・各4h |
| 3 | 学校とは(2) 国民国家の教育 | 日本国憲法、教育基本法を調べる、復習・各3h |
| 4 | 教育の目的・目標と教育課程 | 学習指導要領を読む3h、復習2h |
| 5 | 教師の仕事 −学校経営・学級経営— | 提出課題に取り組む、復習・各4h |
| 6 | 家庭における教育と子どもの権利 | 提出課題を仕上げる、復習・各4h |
| 7 | 職業と教育(1)教育と選抜 | 「メリトクラシー」について調べる、復習・各3h |
| 8 | 職業と教育(2)キャリア教育 | 「キャリア教育」を調べる、復習・各3h |
| 9 | セクシュアリティと教育 | 「セクシュアリティ」について調べる、復習・各3h |
| 10 | 不登校 | 「教育機会確保法」について調べる、復習・各3h |
| 11 | 「学ぶ」とは −アクティブラーニングから考えるー | アクティブラーニングについて調べる、復習・各3h |
| 12 | チームとしての学校 【グループワーク】 | ミーティングに向けた予習課題に取り組む、復習・各3h |
| 13 | 学校・地域・家庭の連携 —コミュニティ・スクールー【グループワーク】 | ミーティングに向けた予習課題に取り組む、復習・各3h |
| 14 | 定期試験 | テストに向けた学習、テスト後の振り返り・各6h |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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| 成績評価基準 |
読書課題30点、グループワークの予習ノートおよびミーティング後の感想10点、定期試験60点。 |
| 前提科目 |
生涯学習概論(履修の有無は問わない) |
| 後継科目 |
教育原理、教育行政、各教科の指導法 |
| 教科書 |
テキストは指定しない。必要に応じてプリントを配布するので、ファイルしておくこと。 |
| 参考書 |
木村元・小玉重夫・船橋一男著『教育学をつかむ』有斐閣、2009年、溝上慎一『アクティブラーニングと教授学習パラダイムの転換』東信堂、2014年など。 |
| その他・注意事項 |
教職課程を履修している学生、あるいは迷っている学生は履修することが望ましい。|本講義の後半では、トピックスについて考えを深めるために、グループワークおよび発表を行ってもらいます。
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