科目名 (英語名) |
観光・まちづくり概論 II 【A2】(2019年)
(Introduction to Tourism and Community Planning II) |
担当教員 |
阿蘇 裕矢 |
開講時期 |
A2 |
科目ナンバー |
COM146 |
授業コード |
3353 |
単位 |
1 |
授業概要 |
「観光」は時代の要請により変容し、今日では、地域づくり・まちづくりにおいて「観光(交流)」への期待が高まっている。本講義では、「観光・まちづくり概論Ⅰ」で学んだ基礎的な事項を踏まえて、人はなぜ観光をするかなど、観光者と観光行動について、さらに、まちづくりとは何か、観光とまちづくりの関係について学ぶ。なお、本講義は、「観光・まちづくり概論Ⅰ」を受講した学生のみ履修することができる。 |
到達目標 |
観光の概念を理解し、観光行動の構造を理解するとともに、観光・まちづくりの現状や課題について理解する。また、山形県、庄内地域などの観光実態を取り上げることで、観光から地域をいかにして把握するかの視点を持てるようにする。 |
スキルの育成方法 |
講義形式で進めながら、指示する文献の検索、購読を行うとともに、社会の現象としての観光を新聞記事や観光庁などの最新情報を読み解きながら学びの意欲向上を図る。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 観光者と観光行動(1)(観光の欲求、観光動機と行動) | 予習(Ⅰの最後で指示した課題について成果を800字程度でまとめて提出する。書名、内容など)(90分) |
2 | 観光者と観光行動(2)(観光が成立するための条件、観光施設の種類と分類) | 前回の講義内容の復習、次回テーマの予習(60分) |
3 | 観光者と観光行動(3)(観光とユニバーサルデザイン、観光と教育) | 前回の講義内容の復習、次回テーマの予習(60分) |
4 | 観光とまちづくり(1)(「観光」と「まちづくり」の関係、「住んでよし訪れてよし」とは) | 前回の講義内容の復習、次回テーマの予習(60分) |
5 | 観光とまちづくり(2)(名所旧跡、温泉地、保養地、都市観光・農村観光) | 前回の講義内容の復習、次回テーマの予習(60分) |
6 | 観光とまちづくり(3)(「観光」「まちづくり」の過去・現在・これから) | Ⅰからすべてにわたって講義内容の復習(90分) |
7 | まとめ | 後継科目の履修にあたって、さらに学びを深めるために関連する文献などを読むこと。 |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
毎回のコメントペーパー(3割)(記載内容、理解度、参加意欲など)、中間課題(1割)定期試験(6割)論述式。 |
前提科目 |
観光・まちづくり概論Ⅰ |
後継科目 |
観光政策論、観光産業論、国際観光論、観光・まちづくり演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ |
教科書 |
なし(必要に応じて参考資料を配布する。) |
参考書 |
岡本伸之編『観光学入門—ポスト・マス・ツーリズムの観光学』有斐閣アルマ、2007年、㈱有斐閣。原田順子他編『観光の新しい潮流と地域』放送大学教育振興会、2013年。 |
その他・注意事項 |
複数回の講義において、その内容に関連して小課題を課す(指示した資料を調べて自身の意見をまとめて提出する。1,000字程度)。また、コメントペーパーを配布し、その記載内容について補足が必要な場合には、各自、ないしは全員にフィードバックする。
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