AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家 ○ 
科目名
(英語名)
観光・まちづくり概論 I 【A1】(2019年) (Introduction to Tourism and Community Planning I)
担当教員 阿蘇 裕矢
開講時期 A1
科目ナンバー COM145
授業コード 3352
単位 1
授業概要 「観光」は時代の要請により変容し、今日ではわが国の将来を担う政策として位置付けられるようになった。特に、地域づくり・まちづくりにおいて「観光(交流)」への期待が高まっている。本講義では観光を学ぶ上での導入科目として、観光の概念、日本人と観光、観光と社会との関わり合いなど、観光の本質に関わる基礎的な事項について理解することを目的として開講する。
到達目標 観光の概念を理解し、日本人の観光行動を歴史的に概観するとともに、観光が持つ諸問題や課題について学ぶ。さらに全国、山形県、庄内地域などの観光実態を取り上げることで、観光から地域をいかにして把握するかの視点を持てるようにする。
スキルの育成方法 講義形式で進めながら、指示する文献の検索、購読を行うとともに、社会の現象としての観光を新聞記事や観光庁などの最新情報を読み解きながら学びの意欲向上を図る。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1「観光」とは何か(観光の概念、観光に関わる諸科学)予習(「観光」に関する直近の新聞記事を探し、その内容について800字程度でまとめ、提出する。)(90分)
2日本人と観光(1)(お伊勢参り、近代の旅について)前回の講義内容の復習、次回のテーマの予習(60分)
3日本人と観光(2)(大観光時代の幕開け、日本人の余暇観)前回の講義内容の復習、次回のテーマの予習(60分)
4観光と社会との関わり(1)(観光の形態、観光の功罪)前回の講義内容の復習、次回のテーマの予習(60分)
5観光と社会との関わり(2)(旅行市場と消費、観光の経済波及効果)前回の講義内容の復習、次回のテーマの予習(60分)
6観光と社会との関わり(3)(情報化社会と観光、観光と環境問題)前回の講義内容の復習、ふりかえり(90分)
7まとめ図書館で関連する図書を一冊程度読み、観光に関する学びを深める(90分)
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 毎回のコメントペーパー(3割)(記載内容、理解度、参加意欲など)、中間課題(1割)、定期試験(6割)論述式。
前提科目
後継科目 観光政策論Ⅰ・Ⅱ、観光産業論、国際観光論、観光・まちづくり演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
教科書 なし(必要に応じて参考資料を配布する。)
参考書 岡本伸之編『観光学入門—ポスト・マス・ツーリズムの観光学』有斐閣アルマ、2007年、㈱有斐閣。原田順子他編『観光の新しい潮流と地域』放送大学教育振興会、2013年。
その他・注意事項

複数回の講義において、その内容に関連して小課題を課す(指示した資料を調べて自身の意見をまとめて提出する。1,000字程度)。また、毎回、コメントぺーパーを配布し、その記載内容について補足が必要な場合には、各自ないしは全員にフィードバックする。