科目名 (英語名) |
基礎演習b (観光まちづくりコース1)(2019年)
(Basic Seminar (b)) |
担当教員 |
温井 亨 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
SLA104 |
授業コード |
2457 |
単位 |
2 |
授業概要 |
前半では、風景のスケッチや、平面図、鳥瞰図等のドローイングによる表現技法を学ぶとともに、そうした作業を通して空間を認識する力を養います。後半では、公益大のキャンパスと、その周辺の文化とスポーツのエリアを分析し、その魅力をスケッチ、説明文、平面図を使ってドロー(ワード)上で表現し、A1の作品にまとめます。スケッチと平面図はスキャナーで読み込み、gimpを使って調整した後、ドロー(ワード)上に張りつけます。 |
到達目標 |
地域を分析するにも提案を行うにも、空間や形態が関係してきます。そのとき必要なドローイングによる表現力を身につけながら、空間認識の基礎的な力を身に付けます。 |
スキルの育成方法 |
前半では毎週課題が出ますから、それを翌週までに仕上げ、次週の授業時間に発表し講評を受けます。また後半は、建築、場所、風景の魅力をまとめ、表現するスキルを、コンピュータを使ってA1作品をつくることで身に付けます。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | オリエンテーション、課題1出題 10/1 | |
2 | 課題1「農村風景を描く」発表・講評 10/8 | 風景を探し、写真に撮り、スケッチに仕上げる。4-8時間(事前学習) |
3 | 課題2「説明のためのスケッチ」発表・講評 10/15 | 街並みを写真に撮る。スケッチと説明作成。4-8時間(事前学習) |
4 | 課題3「平面図による分析」発表・講評 10/29 | 対象を探し、分析。ドローイング作成。4-8時間(事前学習) |
5 | 課題4「鳥瞰図を描く」発表・講評 11/5 | google earthから対象地を選び、現地踏査。作図。4-8時間(事前学習) |
6 | 課題5「シークエンスを描く」発表・講評 11/12 | 対象地を探し撮影。スケッチで作品を構成。4-8時間(事前学習) |
7 | 酒田市美術館、出羽遊心館、遊心の森を見て歩く 11/19 | 写真整理1時間(事後学習) |
8 | 課題6「戸外のコミュニケーションの場を描く」発表・講評11/26 | 対象地を探し、シチュエーションをデザインしてスケッチに仕上げる。4-8時間(事前学習) |
9 | 講義:公益大、酒田市美術館・出羽遊心館の見方 12/3 | 写真を補足撮影し整理。1-4時間(事後学習) |
10 | 課題7「早描きのスケッチによるキャンパス分析」、番外課題「キャンパスとその周辺6枚の写真」発表・講評 12/10 | キャンパスを分析し、早描きスケッチして表現。2-4時間 |
11 | 「キャンパスとその周辺の魅力」Gimp、Drawの練習(コンピュータ室) 12/17 | A1作品の作業をコンピュータで進める(事後学習) |
12 | 課題8「キャンパスとその周辺の魅力」スケッチ6枚発表・講評 1/7 | キャンパスとその周辺のスケッチ6枚作成。4-8時間 |
13 | A1作品「キャンパスとその周辺の魅力」コンピュータで作業|分からないところ質問 1/14 | スキャナー、コンピュータで作業。5時間(事後学習) |
14 | A1作品「キャンパスとその周辺の魅力」発表会・講評 1/28 | コンピュータで作業、リハーサル。5-10時間。(事前学習) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
課題1〜8、A1作品によって評価します。欠席は減点。 |
前提科目 |
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後継科目 |
観光・まちづくり演習a |
教科書 |
パレット、筆、クロッキー帳を買ってもらいます(100円ショップで良い)。 |
参考書 |
「日本水彩画名作全集1〜8」第一法規。ウォーカー「パースペクティブ・スケッチ集」彰国社。安野光雅「イタリアの陽ざし」朝日新聞社、他。 |
その他・注意事項 |
観光・まちづくりコースで「まちづくり」を学ぼうと考えている人、「観光地の計画」を学ぼうと考えている人はこの基礎演習bを受講して下さい。2年次に行う観光・まちづくり演習に必要なスキルをこの演習で身につけます。定員を超えた場合は観光・まちづくり志望者を優先しますので、その旨記載してください。
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