AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
 ○ 
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家 ○ 
科目名
(英語名)
基礎演習a (温井)(2019年) (Basic Seminar (a))
担当教員 温井 亨
開講時期 春学期
科目ナンバー SLA101
授業コード 2406
単位 2
授業概要 酒田には著名な建築家が設計した現代建築、魅力的な町家、庭園、歴史的な町並みなど、訪ねてみたい所がたくさんあります。演習ではまず大学の近くから、毎回1つずつ訪ねます。また大学に入ったら本を読まなくてはなりません。そこで名文のエッセイを1冊読みます。そこには様々な場所(主としてイタリアとフランス)が出てきますので、googleの空中写真を用いて確認しレポートします。書く練習としてエッセイにも挑戦します。
到達目標 建築や庭の魅力を味わえるようになることが第一の目標です。第二の目標は一流のエッセイを読めるようになることですが、それには国語力、知識、精神的な成熟が求められます。そして第三の目標は表現する力を身につけることです。
スキルの育成方法 実際に見て歩くこと、本を読むこと、ネットの発達で活用しやすくなった空中写真を活用すること。写真を取り込んだワードによるレポート作成は繰り返し行います。発表会に向けて各自エッセイに挑戦し、他クラスの人達の前でプレゼンテーションを行います。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1アドバイザー面談、ガイダンス
2図書館の使い方事前学習:読書4時間
3土門拳記念館見学事後学習:訪問レポート2時間、事前学習:読書4時間
4酒田市美術館見学事後学習:訪問レポート2時間、事前学習:読書4時間
5出羽遊心館見学事後学習:訪問レポート2時間、事前学習:読書4時間
6「時のかけらたち」を順番に朗読する事後学習:「時のかけらたち」に出てきた所をgoogle mapで探し、空中写真による図集をつくる2時間
7「時のかけらたち」を順番に朗読する事後学習:「時のかけらたち」に出てきた所をgoogle mapで探し、空中写真による図集をつくる2時間
8本間美術館、鶴舞園見学事後学習:訪問レポート2時間、「時のかけらたち」を読んでエッセイを書く2時間
9荒木米店訪問、船場町散策事後学習:訪問レポート2時間
10「時のかけらたち」を読んで書いたエッセイ発表事前学習:エッセイを書く8時間
11発表会の準備事前学習:発表会準備2時間
12クラス内発表会事前学習:発表会準備2時間
13共同報告会(他クラスと一緒に発表を行います)事前学習:共同報告会準備2時間
14振り返り

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 訪問レポート5回(割合2)、エッセイ(割合1)、発表会(割合1)の合算で評価。欠席は減点。
前提科目
後継科目 基礎演習b
教科書 須賀敦子全集第3巻、河出文庫
参考書
その他・注意事項

「時のかけらたち」はローマやヴェネチア、パリなどの観光案内としても素晴らしい入門書です。しかし、そこにはそこで暮らした人が経験したもっと深いものがあり、さらには人生という問題、生きるということについての深い洞察、悲しみがあります。これから人生を始めようとしている皆さんは、須賀さんが40数年を振り返って書いている皆さんの年頃への振り返りを感じてみてください。