科目名 (英語名) |
風景のデザインb 【A2】(2019年)
(Landscape Design (b)) |
担当教員 |
温井 亨 |
開講時期 |
A2 |
科目ナンバー |
CDT252 |
授業コード |
2361 |
単位 |
1 |
授業概要 |
建築史と庭園史の入門です。前半は日本を、後半はヨーロッパを扱います。文学や美術、音楽とならぶ芸術として、知識だけでなく、味わうことが重要です。また他の芸術と違い、内部を歩き廻れるのも特徴です。したがって、スライドを使って進めます。感性を磨いてください。そしてまずは好きな建築か庭を1つ見つけてください。次に、建築や庭がつくられた時代背景、経済の発展段階、そこからその時代の文化が担った時代精神を学びます。 |
到達目標 |
奈良や京都の社寺について、創建やそこにちなむ歴史的事件ではなく、建築や庭そのものの特徴について解説できること。ローマやパリの建築や庭について、時代と様式、細部の特徴について、理解し魅力を感じとれること。以上はミシュランなど海外の観光ガイドブックの基本内容であり、また海外の人たちには基本的な教養となっています。 |
スキルの育成方法 |
ゴシックやルネサンスといった時代と、その時代精神、代表的な建築を表にします。これは授業のたびに復習として作成し、試験も、この表を完成させることが課題です。また好きな建築・庭を見つけるために図書館で調べてレポートしてもらいます。授業を聞いているだけでは身につかないので、1冊本を読んでレポートします。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ヨーロッパの建築と庭園1。 | 建築・庭を表に整理1時間、読書課題3時間(事後学習) |
2 | ヨーロッパの建築と庭園2 | 建築・庭を年表に整理1時間、読書課題3時間(事後学習) |
3 | ヨーロッパの建築と庭園3 | 建築・庭を年表に整理1時間、自分の好きな建築・庭を見つけ調べてレポート3時間(事後学習) |
4 | 日本の建築と庭園1 | 建築・庭を年表に整理1時間、読書課題3時間(事後学習) |
5 | 日本の建築と庭園2 | 建築・庭を年表に整理1時間、読書課題3時間(事後学習) |
6 | 日本の建築と庭園3 | 建築・庭を年表に整理1時間、読書課題3時間(事後学習) |
7 | 振り返り。まとめ(試験)。 | 試験準備(事前学習)6時間 |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
自分の好きな建築・庭を見つけ調べてレポートする1、読書レポート1、試験2の割合で合算する。授業の欠席は減点。 |
前提科目 |
日本史a、日本史b、西洋史a、西洋史b、風景のデザインa(後から取っても良い) |
後継科目 |
英国庭園文化論、地域観光資源論 |
教科書 |
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参考書 |
太田博太郎「奈良の寺々」岩波ジュニア新書、長尾重武「建築家レオナルド・ダ・ヴィンチ」中公新書、伊藤ていじ「重源」、他。授業時に読書課題図書リストを配布。 |
その他・注意事項 |
休暇中に奈良や京都に行って建築と庭を実際に見てください。|将来はヨーロッパに行って、建築や庭園、都市を経験してください。
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