科目名 (英語名) |
経営管理論 【A2】(2019年)
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担当教員 |
倉持 一 |
開講時期 |
A2 |
科目ナンバー |
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授業コード |
2259 |
単位 |
2 |
授業概要 |
企業は利益追求のために人為的に設立された組織であり、その生き残りのため、組織の効率を高め多様な戦略を用いて競争優位の獲得に努めています。近年では、企業の存在感の増大と比例して期待感も高まっており、企業経営において配慮すべき事項も極めて多くなっています。本科目は経営学、その中でも特に各種マネジメントの伝統的な理論を事例を交えながら考察するだけでなく、実際の事例などを検証しながら展開します。 |
到達目標 |
①経営管理(マネジメント)に関する基礎的な用語や理論を歴史的展開を踏まえて理解する。②ステークホルダーやワークライフバランスといった経営管理の新しい概念の背景を理解し、倫理的思考を身につける。③経営管理(マネジメント)に関する新聞記事やニュースの内容を経営学の視点から自分なりに説明できるようになる |
スキルの育成方法 |
高い学習成果を生み出すためには、多くの意見を聞き、自らの知識と照らし合わせて分析し、それを他者にわかりやすく説明するというプロセスが重要です。本科目は、講義による知識習得・ディスカッション・発表というプロセスを3回繰り返すことで、履修者の経営学に関する能力向上を図ります。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | イントロダクション(本科目の構成、経営学とはいかなる学問か、戦略論と組織論の関係性など) | 自分で企業を一社選択し、その企業の特徴をまとめてくる(1H) |
2 | ユニット1・理論:科学的管理法と人間関係論 | テイラーシステムに対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
3 | ユニット1・理論:リーダーシップ | リーダーシップに対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
4 | ユニット1・理論:限定合理性と企業ガバナンス | 企業ガバナンスに対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
5 | ユニット1・基礎的組織論に関するケース分析(グループワーク) | 他のグループの発表から得たことなどをまとめてくる(2H) |
6 | ユニット2・理論:ワークライフバランス | ワークライフバランスに対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
7 | ユニット2・理論(組織文化) | 組織文化に対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
8 | ユニット2・理論(日本型経営) | 日本型経営に対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
9 | ユニット2・経営管理に関するケース分析(グループワーク) | 他のグループの発表から得たことなどをまとめてくる(2H) |
10 | ユニット3・理論(企業活動の公益性(1)):企業論とステークホルダー論 | ステークホルダー論に対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
11 | ユニット3・理論(企業活動の公益性(2)):CSRの発展と戦略性増大 | 企業の寄付行為・ボランティア活動参加に対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
12 | ユニット3・理論(企業活動の公益性(3)):CSRの現状と今後の課題 | 戦略的CSRの課題に対する自己の意見を理由とともにまとめてくる(2H) |
13 | ユニット3・経営管理の公益性に関するケース分析(グループワーク) | これまでの授業を振返り、学修した理論などを整理して、各ユニットごとにまとめてくる(3H) |
14 | 定期試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
定期試験50%(論述100%)。リアクションペーパー20%。授業内でのディスカッションへの参加状況など30%。※毎回の授業の冒頭でリアクションペーパーへのフィードバックと復習を行います。 |
前提科目 |
経営学基礎 |
後継科目 |
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教科書 |
必要に応じて授業内で指示します。 |
参考書 |
上野恭裕・馬場大治(2016)『経営管理論』中央経済社、2400円(税抜) |
その他・注意事項 |
・本科目の特徴は、経営管理に関する伝統的理論を習得するだけでなく、実際の企業活動を題材に教員・履修者のディスカッションやグループワークを行います。学生には積極的な発言が求められますが、相手を批判しない肯定形・提案型のスタイルで展開していくことを承知しておいてください。|・履修人数や履修者の理解度、授業で取り上げるべきトピックの発生などの状況に応じ、授業内容を若干変更する場合があります。|・昨年度開講の「経営学Ⅱ」と一部授業内容が重複しますので、履修の際は注意してください。
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