AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
実務家  
科目名
(英語名)
民俗学と観光 I 【A1】(2019年) (Folklore Studies of Tourism I)
担当教員 岸本 誠司
開講時期 A1
科目ナンバー CDT237
授業コード 1459
単位 1
授業概要 「観光」は近代モダン社会の高度化から生まれた言葉で、1960年代以降今日的な意味合いで定着した。これ以前、「観光」に相当した「旅」は歴史的に形成されてきた人間の基本的な行動様式として捉えることができる。本講義では、民俗学の基礎を学び、現代的な観光の意味を民俗学の観点から考察する。
到達目標 民俗学の基礎を身に付け、民俗学的視点で現代社会をとらえることにどのような意味や意義があるかを理解する。また、現代の観光にかかわるさまざまな現象や問題点検討する能力を養成する。
スキルの育成方法 各テーマに沿った講義に加え、文献検索の方法、地形図の読み方、空中写真の読み方、写真撮影、参与観察や聞き書きの手法など民俗学の視点や方法を学ぶことによって、地域の社会や文化を読解する能力を育成する。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1民俗学の考え方 (民俗学の研究対象、目的と方法)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
2日本民俗学の系譜(柳田国男と宮本常一)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
3環境と生業の民俗 (人と自然の交渉史)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
4食の民俗(食文化の多様性)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
5時間の民俗(年中行事)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
6生と死の民俗(人生儀礼)配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
7現代社会と民俗(グローバル社会と伝統文化)、まとめ配布資料を通読し、意見をまとめておく(45分)
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 本授業の成績評価は、授業時間中に随時行う小テスト(各回の授業内容の理解度を確認する簡単なテスト)の点数、期末レポートの点数等を総合して行う。
前提科目
後継科目
教科書
参考書 各テーマごとに資料を配付します。高校時代に使用していた地図帳を持参してください。
その他・注意事項

民俗学を学ぶことにより、観光や地域づくりのための新たな視点を得るとともに、先人の知恵を学ぶことで現代に生きる私たちの生き方を問い直すきっかけとなることを期待したい。