科目名 (英語名) |
社会起業家論 II 【S2】(2019年)
(Social Entrepreneur II) |
担当教員 |
青木 孝弘 |
開講時期 |
S2 |
科目ナンバー |
CDT317 |
授業コード |
1418 |
単位 |
1 |
授業概要 |
本授業は、社会起業家論Iで習得したソーシャルビジネスの基礎スキルをもとに、データ活用や共感の創造、資金調達と財務マネジメント等について学習をすすめます。さらに自分が地域や社会に働きかけたい事業アイディアを練り、プロジェクト計画書としてまとめます。今年度は新たな取組みとして、多くの起業家を輩出しているハノイ工科大学ICT学部(ベトナム)とSkypeを使った教育交流を予定しています。 |
到達目標 |
・事例研究において、要点と自分の考えをまとめ、グループでディスカッションできるようになること・社会的、経済的な実態について必要な情報を収集し、課題解決策を論理的に考察できるようになること・プロジェクト計画書を効果的に伝えられるプレゼンテーション力が身につくこと |
スキルの育成方法 |
事例研究では、文献を読み想像力を働かせて社会起業家の生き方、考え方をシュミレーションすることで、課題に対する様々な思考法を養います。プロジェクト計画書の作成にあたっては、中間支援組織や行政機関、図書館等の情報拠点の協力を得て、実践的な情報収集や分析手法の習得を図ります。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 理論研究1 公益ビジネスモデル | 事業コアシートを作成する(3h)、新聞課題(1h) |
2 | 事例研究1 庄内の社会起業家(地場産品開発) | ケースを熟読し、自分の考えをまとめる(3h)、新聞課題(1h) |
3 | 理論研究2 ソーシャルファイナンスと財務マネジメント | 資金計画シートを作成する(3h)、新聞課題(1h) |
4 | 事例研究2 被災地の社会起業家(伝統産業) | ケースを熟読し、自分の考えをまとめる(3h)、新聞課題(1h) |
5 | 理論研究3 データ活用の経営 | 事業構築シートを作成する(3h)、新聞課題(1h) |
6 | プレゼンテーション(1) | プレゼン資料を作成する(3h)、新聞課題(1h) |
7 | プレゼンテーション(2)とまとめ | プロジェクト計画書を作成する(3h)、新聞課題(1h) |
8 | | |
9 | | |
10 | | |
11 | | |
12 | | |
13 | | |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
|
成績評価基準 |
最終課題としてプロジェクト計画書の提出とプレゼンテーションを単位取得の条件とし、40%といたします。その上で、各回の課題(ケースメソッド、データ分析、事業構築シート)や新聞記事40%、発言やワークなど積極的な授業参加20%の割合で評価します。 |
前提科目 |
社会起業家論II |
後継科目 |
なし |
教科書 |
『起業マインドブック』山形講座発行(定価600円。社会起業家論Iで使用したもの。) |
参考書 |
関満博編(2015)『震災復興と地域産業6復興を支えるNPO、社会起業家』ISBN978-4-7948-0994-0 |
その他・注意事項 |
受講生は毎週、地域や社会に関わる新聞記事を提出し、授業の冒頭で解説します。
|