AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
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教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
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地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
科目名
(英語名)
人文地理学a(2018年) (Human Geography (a))
担当教員 山田 浩久
開講時期 集中
科目ナンバー SLA119
授業コード 9901
単位 2
授業概要 地理学は,地域の科学である。地域の課題を見抜き,それを解決していくためには,「地理学的視点」が必要である。本講義は,人文地理学の基礎を学びながら,「地理学的視点」の重要性を理解し,地域の科学を実践する上で必要な思考とは何かについて考える。
到達目標 人文地理学の基礎的事項を身につけ,地域の課題の解決方法について,自ら考えることができるようになる。
スキルの育成方法 「自分が見てきた土地を他者に正確に伝えるためにはどうしたらよいか?」という地理学の原初的なテーマを現代の地域を対象にして考え,「地理学的視点」を具体的に理解し,身につける。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1第1日目 1.ガイダンス本講義を受講する意味を意味を事前に考える(1h)
2第1日目 2.地理学とは?
3第1日目 3.土地の情報を伝える手段を紹介する(地図,計測,計算,伝承)
4第1日目 4.未知の土地を訪れる理由についてグループで話し合う1日目の講義に関するレポートを作成する(3h)
5第2日目 1.山形県庄内地方で人と自然の共生を考える
6第2日目 2.地域と地域の関係が形成されていく過程を理解する
7第2日目 3.地域の変容についてグループで話し合う2日目の講義に関するレポートを作成する(3h)
8第3日目 1.地域を説明するモデルを学ぶ(都市構造,都市システム)
9第3日目 2.地域の拡大と衰退のメカニズムを理解する(人口の郊外化,インナーシティ問題)
10第3日目 3.少子高齢化が地域にもたらす影響を説明する
11第3日目 4.身近な地域を取り上げ現状と今後の課題についてグループで話し合う3日目の講義に関するレポートを作成する(3h)
12第4日目 1.地域課題に対する最近の人文地理学研究を紹介する
13第4日目 2.「地理学的視点」の意味についてグループで話し合う授業全体の内容に関するレポートを作成する(5h)
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 集中講義期間中に提出する3つのレポートから講義内容の理解を評価する。評点は各20点(計60点)とする。講義終了後に作成するレポートから,「地理学的視点」の習得の程度,課題解決のための思考,意見の提示能力を評価する。評点は40点とする。講義に対する積極性が見られない場合は1点から20点の範囲内で減点する。
前提科目 なし
後継科目 なし
教科書 教科書は特に指定しないが,中学・高校時代に使用した地図帳を必携とする。
参考書 必要に応じて講義内で資料を配布する。
その他・注意事項

レポート課題については,講義内で提示する。いずれも講義に参加していなければ書けないレポートであるため,出席を心がけること。