科目名 (英語名) |
プロジェクト型応用演習2 (東北を観光でデザインする2)(2018年)
(Project Based Seminar 2) |
担当教員 |
中原 浩子 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
ASC322 |
授業コード |
7766 |
単位 |
2 |
授業概要 |
訪日外国人客数が過去最高を記録し続ける日本にあって、東北の観光振興はまだ出遅れているのが現状です。そこで、東北観光の課題を検証し、学生が東北を観光でデザインするとしたらどのような手法が考えられるということについて、秋期では、観光地経営体DMOを学び「学生版東北DMO」作りに挑戦します。 |
到達目標 |
これまでの観光とは異なる視点から東北をデザインするの一つのトライアルとして、学生版東北DMO創立案の作成にチャレンジします。観光の持つ複合産業としての特性や、観光地経営体(DMO)を作り上げるための多様な行程を学ぶことで、地域の持つ力と実践することの難しさを学ぶことを目標とします。 |
スキルの育成方法 |
教科書を用い、最先端の観光業界に関する知識を習得しながら、東北をフィールドとしたケーススタディを作成することで、他地域との異なりを知り、東北地方の特徴に気付く観察力を養います。DMO創立案を作成することで、プロジェクトを実現するための論理的思考力や情報収集力を習得します。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | この授業の目的、自分の到達目標について | 観光マネジメント、DMOについて配布資料、または教科書を読んで授業に臨んでください。(1時間) |
2 | 観光マネジメント、観光地経営DMOに関する基礎知識 | 観光地マネジメント、DMOについて教科書、配布資料を読んで授業に臨んでください。(1時間) |
3 | DMOの先進事例(国内・海外)について | DMOの先進事例について教科書、配布資料を読んで授業に臨んでください。(1時間) |
4 | 学生版東北DMOを作るためには | 学生版DMOの実現のためのアイディア作成(1時間) |
5 | DMOについて深く学ぶ | DMOについて教科書を読んで授業に臨んでください(1時間) |
6 | 担当部門の決定 | 企画案を各自作成してきてください(1時間) |
7 | 東北観光素材調査 発表(1) | 東北の魅力なる観光素材について各自プレゼンテーションの準備をして授業に臨んでください。(3時間) |
8 | 東北観光素材調査 発表(2) | 東北の魅力なる観光素材について各自プレゼンテーションの準備をして授業に臨んでください。(3時間) |
9 | 東北観光素材調査 発表(3) | 東北の魅力なる観光素材について各自プレゼンテーションの準備をして授業に臨んでください。(3時間) |
10 | 東北観光素材調査 発表(4) | 東北の魅力なる観光素材について各自プレゼンテーションの準備をして授業に臨んでください。(3時間) |
11 | 学生版東北DMO創立に向けた企画作り (1) | 企画書案作成(2時間) |
12 | 学生版東北DMO創立に向けた企画作り (2) | 企画書作成(2時間) |
13 | 学生版東北DMO創立企画プレゼンテーション準備 | プレゼンテーション資料作成(3時間) |
14 | 学生版東北DMO企画発表 | 発表準備(2時間) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
発表の内容(新規性・実現性・説得力)50%、授業時の発言やグループワークへの貢献度(30%)、自主学習ノート(20%) |
前提科目 |
「プロジェクト型応用演習 東北を観光でデザインする1」の履修が望ましい |
後継科目 |
なし |
教科書 |
高橋一夫(編)『1からの観光』中央経済社、2016年。高橋一夫『DMO観光地経営のイノベーション』学芸出版社、2017年。 |
参考書 |
高橋一夫(編)『観光のビジネスモデル』学芸出版社、2016年。公益社団法人日本観光振興協会『季刊 観光とまちづくり』 |
その他・注意事項 |
授業は隔週実施です。授業では、極力発表やディスカッションを行いたいので、事前に準備して授業に臨んでください。観光先進地として注目を浴びている八戸に視察研修に行きたいと考えています。授業の主体は学生の皆さんですので、進行状況により内容が変更になることもあります。
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