科目名 (英語名) |
プロジェクト型応用演習2 (舟形町の住民主体のまちづくりへの参画)(2018年)
(Project Based Seminar 2) |
担当教員 |
伊藤 眞知子、武田 真理子 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
ASC322 |
授業コード |
7713 |
単位 |
2 |
授業概要 |
地域コミュニティは人口減少、少子高齢化等、多くの課題を抱えており、地域住民が地域づくりの主体(当事者)となって、行政と協働しながら地域課題の解決等に取組むことが必要になっている。本演習は、「舟形町住民主体の地域づくり事業」に参加し、地区計画策定にむけた町内会ワークショップを企画し提案して、実際にワークショップの運営に関わる一連の過程を通じて、住民主体の地域づくりについての実践的な学修を行う。 |
到達目標 |
(1)ファシリテーターとしての技法を身につけ、(2)舟形町の特性を知り、町内会ワークショップを企画・提案し、(3)実際に町内会ワークショップを舟形町で実践し、ファシリテーション等を担当することを到達目標とする。 |
スキルの育成方法 |
(1)大学院「共創の技法」第1講でファシリテーションの理論・技法を学び演習を行う。(2)フィールドワークにおいて舟形町の地域住民・職員と交流し地域特性等を把握して、町内会ワークショップの企画を作成、現地でプレゼンテーションを行う。(3)実際に舟形町の町内会ワークショップを実践する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ガイダンス・地区計画づくりとは(伊藤・武田・外部講師) | 舟形町について事前に調べる(2h) |
2 | 「共創の技法」(1)ファシリテーションの理論(4/14(土)2時限)(伊藤・武田) | ファシリテーションとは何か事前に調べる(2h) |
3 | 〃 (2)ファシリテーションの技法(4/14(土)3時限)(伊藤・武田) | ファシリテーションのコツを自分の言葉でまとめる(2h) |
4 | 〃 (3)ファシリテーション演習(4/14(土)4時限)(伊藤・武田) | ファシリテーションの学びを振り返り、記録する(2h) |
5 | フィールドワーク(1)舟形町の町内会総会(4/20(土)4時限)(伊藤・武田) | 住民との接し方について事前に調べる(2h) |
6 | 〃 (2)舟形町の町内会役員ワークショップ(4/20(土)5時限)(伊藤・武田) | ワークショップを振り返り、記録する(2h) |
7 | 〃 (3)振り返り(4/21(土)1時限)(伊藤・武田) | フィールドノートに記録をまとめる(2h) |
8 | グループワーク(1)町内会ワークショップの企画案作成(伊藤・武田) | ワークショップとは何か事前に調べる(2h) |
9 | グループワーク(2)町内会ワークショップの進行案作成(伊藤・武田) | 作成した企画案・進行案の精度を高める(2h) |
10 | グループワーク(3)町内会ワークショップの提案準備(伊藤・武田) | プレゼンテーションの練習を行う(2h) |
11 | フィールドワーク(4)舟形町へのワークショップ提案(伊藤・武田) | 提案に対するフィードバックを振り返り記録する(2h) |
12 | フィールドワーク(5)提案に関する地域住民との討議(伊藤・武田) | 企画の精度を高め実践の事前準備を丁寧に行う(2h) |
13 | フィールドワーク(6)舟形町町内会ワークショップの実践(伊藤・武田) | 実践を振り返りレポートを作成する(6h) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
各回の授業への関与20%、フィールドワークおよびプレゼンテーション50%、レポート30% |
前提科目 |
「情報発信・ファシリテーションの技法」を履修済みであることが望ましい。 |
後継科目 |
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教科書 |
とくに定めず、授業内でプリント等を配布する。 |
参考書 |
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その他・注意事項 |
定員15名とし、希望者多数の場合は選考する。4月9日(月)10:00〜11:00(共同研究室E)の説明会への出席が履修条件となるので、必ず出席すること。金曜日4時限を基本とするが、変則的な時間割のため、授業時間数を超えることがある。鶴岡キャンパスおよび舟形町への移動手段(および宿泊)はバス等を手配する。
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