科目名 (英語名) |
基礎演習a (GY)【S1】(2018年)
(Basic Seminar (a)) |
担当教員 |
古山 隆 |
開講時期 |
S1 |
科目ナンバー |
SLA101 |
授業コード |
5501 |
単位 |
2 |
授業概要 |
貴金属は、人間の歴史において貨幣や美術品として利用された以外に、宗教儀礼や富と権力の象徴となった元素である。一方、レアメタルは、埋蔵量が少なかったり採取が難しいなどの理由で生産量や流通量が非常に少ない金属であるが、現代社会において基幹産業に欠かせない金属である。本演習では貴金属およびレアメタルの歴史、採掘、製錬、用途、リサイクルについて調査を行い、貴金属およびレアメタルの現状について学ぶ。 |
到達目標 |
文献の調べ方、レジュメおよびレポートの作成、ワードやエクセルを用いた文章作成スキルおよび口頭発表によるプレゼンテーションのスキルを身につける。 |
スキルの育成方法 |
最初に各種金属を選定し、書籍、新聞、インターネット等を利用して情報を収集する。次に整理して発表要旨を作成した後、パワーポイントにより調査結果の発表を行う。なお、貴金属についてはグループ、レアメタルについては各人で調査及び発表を行う。以上の作業により、発信力、情報収集力および主体性を養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 演習の内容・進め方 | メディアセンターの利用方法(0.5時間) |
2 | 貴金属の歴史(古代〜中世) | 貴金属の歴史についての調査(1時間) |
3 | 貴金属の採掘、製錬および用途 | 貴金属の採掘・製錬・用途の調査(1時間) |
4 | 貴金属を使用した製品の製造および廃棄物からの貴金属回収 | 貴金属を含む製品の製造およびリサイクの調査(1時間) |
5 | 貨幣としての貴金属および貴金属の価格変動 | 金貨・銀貨の調査および貴金属の相場についての調査(1時間) |
6 | 調査結果のまとめ・整理・発表資料作成 | これまでの調査結果のまとめおよび再調査(2時間) |
7 | 発表(グループ) | 発表準備・発表練習(2時間) |
8 | レアメタルの歴史 | レアメタルの歴史についての調査(1時間) |
9 | レアメタルの採掘、製錬および用途 | レアメタルの鉱床や製造法につての調査(1時間) |
10 | レアメタルを使用した製品の製造 | レアメタル製品の調査(1時間) |
11 | 廃棄物からのレアメタル回収 | 廃棄物発生量、レアメタル回収方法の調査(1時間) |
12 | 調査結果のまとめ・整理・発表資料作成 | これまでの調査結果のまとめおよび再調査(2時間) |
13 | 発表(個人) | 発表準備・発表練習(2時間) |
14 | 振り返り | 発表会の反省文の作成(0.5時間) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
演習への取り組み状況(50%)、発表資料(20%)および発表(30%)により総合的に評価を行う。 |
前提科目 |
なし |
後継科目 |
西洋史a・b、日本史a・b、経済学 |
教科書 |
なし |
参考書 |
演習の過程で指示を行う。 |
その他・注意事項 |
履修者のスケジュールを考慮して史跡見学(宮城県遠田郡涌谷町)を検討します。
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