科目名 (英語名) |
実習指導 【S1】(2018年)
(Guidance for Teaching Practice) |
担当教員 |
白旗 希実子、國眼 眞理子、梅木 仁 |
開講時期 |
S1 |
科目ナンバー |
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授業コード |
5306 |
単位 |
1 |
授業概要 |
事前指導では、教育実習に参加するにあたり必要な基本的な心構えや、教科指導を中心とした具体的な指導技術を再確認する。事後指導では、実習で学んだことを実習生同士で共有し、教員としての基礎力を養う。 |
到達目標 |
事前指導:実習中に必要な基礎知識を確認し、適切な学習指導案の立案、模擬授業の実践をおこなうことができる。事後指導:教育実習の成果をまとめ、今後の課題を明確にするとともに、学生間で体験を共有し、口頭ならびに文書で適切に伝えることができる。 |
スキルの育成方法 |
事前指導では、学習指導案の作成や模擬授業を通して、自己の授業スキルの向上を図る。|事後指導では、実習経験の成果を報告書にまとめ、実習報告会においてわかりやすくプレゼンテーションする。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 教育実習の基本的な知識と実習上の留意点 (白旗) | 「実習日誌」を読む、復習・各2h |
2 | 実習日誌の書き方 実習目標と自己課題 (白旗) | 実習校について調べる、課題作成・各3h |
3 | 学習教材の選択と準備、教材の提示方法を考える (梅木) | 実習時の担当範囲の確認と教材準備、復習・各3h |
4 | 学習指導案の作成のポイント (梅木) | 「学習指導要領」を確認する、復習・各3h |
5 | 教育実習で必要とされるコミュニケーション・スキル (國眼) | 生徒理解について振り返る(事前・事後)各3h |
6 | 教育実習中に遭遇する問題への対処 (白旗) | 実習に向けた教材研究・4h |
7 | 学習指導案の作成演習(1) (梅木) | 指導案(試案)の作成、検討・各4h |
8 | 学習指導案の作成演習(2) (梅木) | 指導案の改定、資料の検討・各4h |
9 | 模擬授業に向けた教材研究・指導案づくり (梅木) | 模擬授業準備、振り返り・各4h |
10 | 模擬授業の実践・講評と実習に向けた課題の把握(1) (梅木・白旗) | 実習に向けた課題に取り組む・4h |
11 | 模擬授業の実践・講評と実習に向けた課題の把握(2) (梅木・白旗) | 実習に向けた総まとめ・5h |
12 | 教育実習報告会(1) (白旗・梅木・教職課程担当教員) | 実習報告会資料の作成、振り返り・各4h |
13 | 教育実習報告会(2) (白旗・梅木・教職課程担当教員) | 実習報告会資料の作成、振り返り・各4h |
14 | 教育実習報告会の講評 (白旗・梅木・教職課程担当教員) | 教職実践演習に向けた課題の確認・4h |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
課題提出(20点)、模擬授業への取組み(40点)、教育実習報告会での発表内容(40点)を勘案して総合的に評価する。フィードバックは講義演習内で随時おこなう。 |
前提科目 |
実習要件科目(取得予定免許により異なる) |
後継科目 |
教職実践演習 |
教科書 |
『中学校学習指導要領』(文部科学省)または『高等学校学習指導要領』(文部科学省)、実習先で使用している「教科書」。 |
参考書 |
担当教科の教科書(各出版社)、関係資料集。 |
その他・注意事項 |
今年度に実習を予定している者は必ず履修すること。実習にあたっては、実習校の担当教諭との事前の綿密な打ち合わせが必須。指導予定の学習内容については、実習前に念入りな準備が必要である。
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