科目名
(英語名) |
社会科・公民科指導法 II(2018年)
(Teaching Methods (Social Studies and Civics) II) |
| 担当教員 |
石寺 一秀 |
| 開講時期 |
秋学期 |
| 科目ナンバー |
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| 授業コード |
5266 |
| 単位 |
2 |
| 授業概要 |
中学校社会科の公民分野、及び、高校公民科（特に倫理）の教科・科目内容の確認と、下記の指導計画「授業計画」に基づいて、主として高校「倫理」の基本的事項と知識について学習する。 |
| 到達目標 |
中学校社会科の公民分野、及び、高校公民科（特に倫理）を授業するのに必要な知識と指導法を習得する。 |
| スキルの育成方法 |
基本的事項についての講義、それに加えて資料の読解、意見発表や対話の場を設けることによって、授業の目的を達成する。 |
| 授業計画 |
| 回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
|---|
| 1 | 学習指導要領に示される「社会科（公民）・公民科」の目標と内容 | 復習まとめ課題（60分）：学習指導要領に示された「社会科・公民科」の目標や評価について |
| 2 | ギリシア思想（１）ー神話、自然哲学、ソフィスト、ソクラテス | 復習まとめ課題（60分）：神話と科学の違い、ソクラテスの「無知の知」・「善く生きること」について |
| 3 | ギリシア思想（２）ープラトン、アリストテレス | 復習まとめ課題（60分）：プラトンのイデア論とアリストテレスの現実主義の対比について |
| 4 | キリスト教ー ユダヤ教、イエスの生涯と思想、キリスト教の展開 | 復習まとめ課題（60分）：聖書の譬え話に見られるイエスの教え、パウロの伝道活動、宗教改革について |
| 5 | イスラーム ームハンマドの生涯と思想、イスラームの人間観 | 復習まとめ課題（60分）：「六信・五行」にみられる相互扶助の考えとイスラームの人間観について |
| 6 | 仏教 ーバラモン教、釈迦の生涯と思想、上座部仏教と大乗仏教 | 復習まとめ課題（60分）：輪廻思想、苦しみの原因と克服、慈悲、大乗仏教の成立について |
| 7 | 中国の思想ー古代中国人の考え方、儒家と道家 | 復習まとめ課題（60分）：仁とアガペー、克己復礼と仁、「胡蝶の夢」、道家の逆転の論理について |
| 8 | 西洋近現代思想（１）ー近代科学の形成と自然観、社会契約説 | 復習まとめ課題（60分）：自然観、デカルトとベーコンによる科学的思考、社会契約説と立憲主義について |
| 9 | 西洋近現代思想（２）ー社会主義、プラグマティズム | 復習まとめ課題（60分）：労働疎外、剰余価値、唯物史観、プラグマティズム誕生の背景、有用説について |
| 10 | 西洋近現代思想（３）ー実存主義、理性主義の見直し | 復習まとめ課題（60分）：実存主義が追求した生き方、フロイトの近代的人間像の批判について |
| 11 | 日本の思想（１）−古代日本人の自然観と倫理観、平安時代までの仏教 | 復習まとめ課題（60分）：古代日本人の考え方と思想の重層性、仏教の受容（平安時代まで）について |
| 12 | 日本の思想（２）−鎌倉仏教、江戸儒学と国学 | 復習まとめ課題（60分）：鎌倉仏教（親鸞と道元）、儒学の日本的受容（伊藤仁斎）、国学について |
| 13 | 日本の思想（３）−西洋思想の受容、独創的な思想 | 復習まとめ課題（60分）：諭吉の独立心、漱石の日本の開化・近代的主体性、純粋経験、間柄存在について |
| 14 | 定期試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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| 成績評価基準 |
定期試験（７割）、授業でのプレゼン、コメントペーパー 等（３割） |
| 前提科目 |
道徳教育研究 |
| 後継科目 |
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| 教科書 |
毎回、授業のレジュメ、資料を配付する。 |
| 参考書 |
・『中学校 学習指導要領解説 社会科編』文科省 ・『高等学校 学習指導要領解説 公民科編』 文科省 |
| その他・注意事項 |
＜欠席ルール＞ 授業を４回以上欠席した場合は、試験を受けることができません。
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