科目名 (英語名) |
ソーシャルワーク総論a(2018年)
(Social Work (a)) |
担当教員 |
日比 眞一 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
CBC111 |
授業コード |
4408 |
単位 |
2 |
授業概要 |
ソーシャルワークの概念を理解する。なぜ、既存の諸科学ではなく、ソーシャルワークという理論や技術が生まれたのか、その歴史背景や現状について学ぶ。現在につながるソーシャルワーク定義の変遷を学び、その理論的支柱をつかむ。その上で、今後も変化するであろうソーシャルワークの枠組みに対応するための基礎力を養う。 |
到達目標 |
1.ソーシャルワークの定義を理解し、枠組みを感得する。|2.ソーシャルワークの理論と実践を結びつける。|3.社会福祉士や精神保健福祉士の専門性とソーシャルワークの関係性を考察する。 |
スキルの育成方法 |
1.様々な定義と、現場実践の関連性を概説できる。|2.事例検討を通して、現場実践を言語化し、理論の基礎をつくれるようになる。|3.エビデンスにもとづいた実践となるように、展開過程を構築できる。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | オリエンテーション 社会福祉士の意義 | ワークシートに取り組む 0.5h 第2回事例予習0.5h |
2 | ソーシャルワークの誕生 メアリー・リッチモンド | ワークシートに取り組む 0.5h 第3回事例予習0.5h |
3 | ソーシャルワーク定義の変遷(1) 宗教からの分離 | ワークシートに取り組む 0.5h 第4回事例予習0.5h |
4 | ソーシャルワーク定義の変遷(2) イギリスからアメリカへ | ワークシートに取り組む 0.5h 第5回事例予習0.5h |
5 | ソーシャルワークの現場(1) MSW、PSW、福祉事務所SW | ワークシートに取り組む 0.5h 第6回事例予習0.5h |
6 | ソーシャルワークの現場(2) SSWer、社協 | ワークシートに取り組む 0.5h 第7回事例予習0.5h |
7 | 専門職としてのソーシャルワーカー 社会福祉士 | ワークシートに取り組む 0.5h 第8回事例予習0.5h |
8 | ソーシャルワークの枠組みと他職種連携 | ワークシートに取り組む 0.5h 第9回事例予習0.5h |
9 | 実践モデル(1) 心理社会モデル、課題モデル、生態モデル | ワークシートに取り組む 0.5h 第10回事例予習 0.5h |
10 | 実践モデル(2) 医学モデル、危機介入モデル | ワークシートに取り組む 0.5h 第11回事例予習 0.5h |
11 | 相談援助を支える理論(1) 利用者の尊厳 | ワークシートに取り組む 0.5h 第12回事例予習0.5h |
12 | 相談援助を支える理論(2) 家族ケースワーク | ワークシートに取り組む 0.5h 第13回事例予習0.5h |
13 | 相談援助を支える理論(3) スーパービジョン | 全体の振り返り 1h 定期試験対策3h |
14 | 定期試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
授業への取り組み(主体性、発言、グループワーク、プレゼンテーション、提出物等)50% 定期試験50% |
前提科目 |
なし |
後継科目 |
ソーシャルワーク総論b |
教科書 |
社会福祉士養成講座編『相談援助の基盤と専門職』中央法規 |
参考書 |
必要に応じて資料を配付します。 |
その他・注意事項 |
ソーシャルワーク実践力の基盤となる部分を学びます。各自の進路をイメージしながら、そこで必要となるソーシャルワークの価値を探ります。実践力に結びつける学習となります。そのため、アクティブラーニング形式で学習します。積極的な姿勢で臨んで下さい。
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