科目名 (英語名) |
相談援助演習 IV (2)(2018年)
(Seminar in Social Work Practice IV) |
担当教員 |
竹原 幸太 |
開講時期 |
春学期 |
科目ナンバー |
SWT311 |
授業コード |
4208 |
単位 |
2 |
授業概要 |
ソーシャルワーカーは個人と集団との交互作用から形成される集団力学を洞察し、それを活用していく専門技術が必要となる。そこで、先ず集団を活用した相談援助の基本原理、技術、援助過程等をロールプレイを通じて経験的に習得する。次に、現代的な福祉課題(社会的排除、虐待、家庭内暴力等)を扱った事例のグループ討議(事例検討)、グループ発表等を行い、授業プログラム全体を通じて集団力学を経験していく。 |
到達目標 |
集団場面における傾聴・洞察、集団力学の活用と制限、相互作用を促す介入等、集団を活用した援助技術に必要な基本スキルを学ぶ。 |
スキルの育成方法 |
グループワークのロールプレイを通じてコミュニケーション力を高めつつ、グループにおけるチームワークや傾聴力等を養い、グループワーカーとしてのマネジメント力をも養う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 集団を活用した援助場面の共通原理 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
2 | 集団における語りと傾聴 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
3 | 集団の相互作用の活性化 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
4 | 集団規範の分析 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
5 | 開始期における基本ルールの合意形成・契約 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
6 | 準備期における環境調整・計画 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
7 | 開始期における基本ルールの合意形成・契約 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
8 | 作業期における利用者の個別化 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
9 | 作業期における共感・受容・参加の促進 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
10 | 作業期における集団のアセスメントとプランニング | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
11 | 終結・移行期における効果測定とアフターケア | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
12 | 犯罪・非行者の社会的排除と社会的包摂に向けた援助事例 | 参考書当該部の予習(60分)、板書の復習(60分) |
13 | 児童虐待・DVと親子再統合に向けた援助事例 | 全回の復習(60分)、授業の総括(60分) |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
受講態度(授業の感想、グループ作業の貢献度等)、レポート(グループワークの計画)により評価する。レポート等の成果物は講義で返却する。 |
前提科目 |
相談援助演習 III |
後継科目 |
相談援助演習 V |
教科書 |
毎回レジュメを配布。 |
参考書 |
大塚達雄他『グループワーク論』ミネルヴァ書房、1986(ISBN4-623-01673-0) |
その他・注意事項 |
社会福祉士養成プログラム登録者の4年生のみ受講可能。
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