科目名 (英語名) |
特別活動指導論(2018年)
(Guidance in Extracurricular Activities) |
担当教員 |
杉沼 吉郎 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
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授業コード |
3356 |
単位 |
2 |
授業概要 |
「特別活動」について研究し、人づくりの意義と重要性、その在り方を考察する。時に演習形式を用い、現状と意見を発表しあうことによって、内容理解を深めるとともに自己教育力の変容を期す。授業は毎回、配布するプリントの3つの小テーマに即して展開する。 |
到達目標 |
学校教育における特別活動の意義を理解し、教員の果たす役割について表現できる。授業毎に自分の考えをノートに記録・表出し、必要によって口頭と作文で発表し合いながら、自己をより高める。 |
スキルの育成方法 |
『学習指導要領』の読解、諸課題に対する論理的意見文の実作、「特別活動」の現状分析と提言等を行う。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 学校と教職員と法律と……人づくりのために、自然の中の人間 | 『学習指導要領・特別活動』を読む。(10) |
2 | 教育課程の意義と編成……専門職としての教員の役割 | 人づくりはどうあるべきかを考える。(30) |
3 | 学習指導要領……学校教育の柱、教科と特別活動 | 経験した特別活動の実態を振り返る。(20) |
4 | 特別活動の目標……集団・人間関係、そして人間としての生き方 | 人間関係の現状を見渡し課題を探る。(40) |
5 | 特別活動の内容……ホームルーム(学級)活動、生徒会活動、学校行事 | 「特別活動」の意義について考える。(10) |
6 | 特別活動の計画……他の教育機関・家庭との連携 | 学校教育公開の在り方をまとめる。(20) |
7 | 特別活動の連携(1)……教科、道徳 | 学習指導上の課題をまとめる。(40) |
8 | 特別活動の連携(2)……生徒指導・進路指導・教育相談 | 生き方指導上の課題をまとめる。(40) |
9 | ホームルーム活動……内容と実際(学級や学校での生活づくり) | ホームルーム活動の課題をまとめる。(40) |
10 | 生徒会活動……内容と実際(学級や学校での生活づくり) | 生徒会活動の課題をまとめる。(40) |
11 | 学校行事……内容と実際(所属感・連帯感と公共の精神) | 学校行事の課題をまとめる。(40) |
12 | 特別活動の現状と課題と……特別活動の今後のあり方 | 特別活動の課題を明確にする。(40) |
13 | 特別活動の評価 | |
14 | | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
(1)関心・意欲・態度(観察・自己評価) (2)日々のノートの作成状況(自主性・創造性) (3)各テーマのレポート (4)ポートフォリオ(課題プリント・レポート・写真など) (5)社会人基礎力習得の変容度(自己分析・相互評価) |
前提科目 |
教職入門 教育心理学 教育の方法と技術 |
後継科目 |
生徒・進路指導論 教育カウンセリング|教育実習 |
教科書 |
特になし。その都度講義要旨や課題プリントを配布する。丁寧に綴じておくこと。 |
参考書 |
中学校又は高等学校いずれかの『学習指導要領特別活動編』(文部科学省)を購入しておく。 |
その他・注意事項 |
各回のテーマに関するレポートは、添削、自己評価、相互評価を経て一層のレベルアップを図るようにする。|各自の中・高等学校の特別活動体験談を、振り返ってまとめておくよう望む。
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