科目名 (英語名) |
観光政策論 I 【S1】(2018年)
(Tourism Policy I) |
担当教員 |
阿蘇 裕矢 |
開講時期 |
S1 |
科目ナンバー |
CDT219 |
授業コード |
3305 |
単位 |
1 |
授業概要 |
観光立国推進基本法の成立(2006年12月)を背景に、「観光」がわが国の重要な政策の柱としてはじめて明確に位置づけられた。以降、各省庁や都道府県、市町村に至るまで観光政策や観光行政の重要性が高まっている。本講義では、「観光」における政策とは何か、政策としての意義や役割、さらに、戦前・戦後を通して観光政策がどのようなかたちで展開されてきたか、観光政策を学ぶ上での基本的な事項を理解するために開講する。 |
到達目標 |
観光政策の基本的な概念を理解するとともに、それを構成する行政組織の枠組みを学ぶとともに、わが国における近年までの観光政策の歩みについて理解する。 |
スキルの育成方法 |
国土交通省、観光庁、山形県などの資料、および観光統計、新聞記事などを購読・理解しながら、観光政策・行政の基本的な事項を理解する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 「観光」と「政策」(「観光」における政策とは、観光政策の体系) | 予習(「政策」とは何か、どのようにして作られるか調べる)(90分) |
2 | 観光政策の意義と役割(観光行政と組織、観光政策の意義と役割) | 前回の講義内容の復習、次回のテーマの予習(60分) |
3 | 戦前の観光政策(外客誘致の政策、国際観光の振興策) | 前回の講義内容の復習、次回のテーマの予習(60分) |
4 | 戦後復興期の観光政策(運輸省の設置、旧・観光基本法の制定) | 前回の講義内容の復習、次回のテーマの予習(60分) |
5 | 高度経済成長期の観光政策(国民生活の向上と観光、省庁による施策の展開) | 前回の講義内容の復習、次回のテーマの予習(60分) |
6 | 近年の観光政策(リゾート開発法など) | 前回の講義内容の復習、試験準備(90分) |
7 | 定期試験 | |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
毎回のコメントペーパー(3割)(記載内容、参加意欲など)、定期試験(7割)論述式。 |
前提科目 |
観光・まちづくり概論 I・ II |
後継科目 |
観光産業論、国際観光論、地域・観光資源論、観光・まちづくり演習 I・ II・ III |
教科書 |
なし(毎回、レジュメを配布。必要に応じて参考資料を配布する。) |
参考書 |
なし(適宜、参考資料を配布する) |
その他・注意事項 |
複数の講義において、その内容に関連して課題を課す(指示した資料を調べて自身の意見をまとめて提出する。1,000字程度)。また、毎回、コメントペーパーを配布し、その内容について補足が必要な場合には、各自ないしは全員にフィードバックする。
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