科目名 (英語名) |
基礎演習b (政策コース2)(2018年)
(Basic Seminar (b)) |
担当教員 |
白旗 希実子、斉藤 徹史、樋口 恵佳 |
開講時期 |
秋学期 |
科目ナンバー |
SLA104 |
授業コード |
2455 |
単位 |
2 |
授業概要 |
本演習では、現在の教育政策において重点課題となっている「教員の業務適正化」について「チーム学校」という側面から、その課題解決策を模索する。課題について考えるために、関連する答申、報告を読み込み、議論する。また、そこに挙げられている教員以外の専門スタッフについて各グループで調べ、発表した上で、導入についてディベートをおこなう。 |
到達目標 |
テーマについて考える基本的な知識を身につけている。グループのメンバーと協働して発表資料を作成することができる。テーマについて自分なりの考えを提示し、それを発信することができる。 |
スキルの育成方法 |
輪読、グループ討論、ディベート、議論のまとめ、発表資料の作成などの一連の作業を通して、日本の動きへの関心、発信力、情報収集力を高めるとともに、グループによる作業を通してチームワークの方法を学び、傾聴力、協動力を高める。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 教育政策について考えるために (白旗) | 文部科学省のHPから答申を探し読んでみる・各3h |
2 | 輪読・議論(1)「学校現場における業務の適正化に向けて」 (白旗) | 学習テーマを考える・資料の復習・各2h |
3 | 輪読・議論(2)「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)」(白旗) | 配布資料の予習・復習・各2h |
4 | ジグソー法によるグループ学習(1)専門スタッフ (白旗・樋口) | 資料を読み込む・専門スタッフについて調べる・各3h |
5 | ジグソー法によるグループ学習(2)グループ発表 (白旗・樋口) | 発表の準備・発表の振り返り・各3h |
6 | ディベートの方法と準備 (白旗) | ディベートの方法の予習・復習・各3h |
7 | チーム学校に関するディベートと振り返り(1) (白旗・斉藤) | ディベート準備・振り返り・各3h |
8 | チーム学校に関するディベートと振り返り(2) (白旗・斉藤) | ディベート準備・振り返り・各3h |
9 | テーマについて学んだことの整理及びテーマについての議論(KJ法) (白旗・樋口) | 学習の振り返り・議論のまとめ・各4h |
10 | 発表資料作成(1)議論の結果をまとめる(白旗・樋口) | 発表にむけたグループ作業(事前・事後)・各5h |
11 | 発表資料作成(2)グループとしての解決策の案を考える(白旗・斉藤) | 発表にむけたグループ作業(事前・事後)・各5h |
12 | 発表資料作成(3)発表準備 (白旗・斉藤) | 発表資料の準備、発表練習・各5h |
13 | 発表会 (白旗・斉藤・樋口) | 発表練習、課題の整理・各5h |
14 | 振り返り (白旗) | 発表の感想・課題をまとめる・各2h |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
演習内における意見交換、グループ作業、ディベート等への貢献(40%)、グループ発表及び発表会(60%)により評価する。フィードバックは演習内で随時おこなう。 |
前提科目 |
基礎演習a |
後継科目 |
プロジェクト型応用演習 |
教科書 |
適宜、レジュメを配布する。 |
参考書 |
中央教育審議会「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について(答申)」2015年など教育関係文書。 |
その他・注意事項 |
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