AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
科目名
(英語名)
基礎演習b (政策コース1)(2018年) (Basic Seminar (b))
担当教員 阿部 公一
開講時期 秋学期
科目ナンバー SLA104
授業コード 2451
単位 2
授業概要 【「国民年金」をテーマにしたディベート・ゲーム】|本演習では、大学生に対する年金教育の必要性から、「国民年金」に焦点を当てて、(1)成人年齢の引き下げと共に、「国民年金」の加入年齢引き下げに関する賛否両論、(2)「国民年金」への加入に関する損得両論等ついて、チームを編成しディベート・ゲームを行います。ゲームの準備作業として、プレゼン用ソフトを用いて、賛否両論の論点及びその根拠となる資料を作成していきます。|
到達目標 「国民年金」に加入する必要性を理解します。|ディベート・ゲームの進行及び役割分担を理解し、簡単な題目のディベート・ゲームができるようにします。|
スキルの育成方法 チームで、ディベート・ゲームの準備作業やゲームを繰り返す過程を通じて、上記のスキルを育成していきます。特に、リーダーシップの構成要素となるスキルを高めていきます。また、ゲームを通じて、相手の主張をじっくりと聞く訓練を繰り返すことにより、傾聴のスキルを育成していきます。|
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1本演習の進め方及びチーム編成(肯定チーム・否定チーム・審判チーム)「ねんきん情報アプリ」(厚生労働省)から、国民年金の動画(アニメ)を見て、事前学習をしてくる(2時間)
2本学学生の「国民年金」に対する意識調査の紹介/「国民年金」加入行動啓発プロジェクトの制作動画による加入手続き等の解説「ねんきん情報アプリ」(厚生労働省)から、20歳になった時の手続きに関して、事前学習をしてくる(2時間)
3ディベート・ゲーム全体の進行過程及び役割分担を理解する高校の教科書やインターネット等を利用して、ディベート・ゲームの進行過程についてまとめてくる(2時間)
4審判チームの判定基準の協議及び決定高校の教科書やインターネット等を利用して、審判の判定基準についてまとめてくる(2時間)
5事例(「ファミマ」VS「ローソン」)を用いて、ディベート・ゲームの進行過程を理解する「ファミリーマート」と「ローソン」の特徴及び強みについて、チームでゲームの準備をしてくる(6時間)
6負けたチームは再度戦略を立て直し、再度ゲームを繰り返すことにより、進行過程及び役割分担を理解する負けた理由を確認し、戦略を立て直してくる/ディベート資料のデータ・記述の修正をしてくる(6時間)
7チームに分かれて、相互に教えあうことにより、テーマに関する理解を深める「ねんきん情報アプリ」(厚生労働省)、文献、関連ホームページを活用し、事前学習をしてくる(2時間)
8チームに分かれて、必要な情報を収集する「ねんきん情報アプリ」(厚生労働省)、文献、関連ホームページを活用し、事前学習をしてくる(2時間)
9チームに分かれて、プレゼンソフトを用いてディベート資料を作成するチームで、プレゼンソフトを用いて、ディベート資料のたたき台を作成してくる(4時間)
10ディベート資料を完成させ、役割分担に基づき練習をするディベート資料を修正してくると共に、ゲームの戦略を立ててくる(4時間)
111回目の練習試合/審判の判定に対する異議申し立て/講評ゲームにおける役割分担を確認し、ゲームの戦略を立てると共に練習してくる(4時間)
12前回の反省に基づく2回目の練習試合/審判の判定に対する異議申し立て/負けたチームに対するアドバイス相手の主張を推論することにより、その反論を考えて練習してくる(4時間)
13最終決着戦/全体のまとめディベート資料を手直しすると共に、チームで練習してくる(4時間)
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 (1)毎回の本演習に対する積極的な参加の度合い(6割)、(2)ゲームでの活躍及びディベート資料(4割)により評価します。プレゼン用ソフトを用いて作成したディベート資料を必ず提出してください。
前提科目 基礎演習a
後継科目
教科書 特に使用しません。
参考書 文献ではありませんが、日本年金機構や厚生労働省のHPを参考にしてください。特に、「ねんきん情報アプリ」を活用してください。
その他・注意事項

(1)特に、政策コースに進むことを検討している方に履修をお勧めします。(2)本演習では、プレゼン用ソフトの入ったパソコンを所有している方の履修を優先します。(3)事前に、YouTube(東北公益文科大学公式チャンネル)より、「国民年金」加入行動啓発プロジェクト動画を視聴してください。