科目名 (英語名) |
風景のデザインb 【A2】(2018年)
(Landscape Design (b)) |
担当教員 |
温井 亨 |
開講時期 |
A2 |
科目ナンバー |
CDT252 |
授業コード |
2362 |
単位 |
1 |
授業概要 |
初回は里の風景を取り上げます。それ以降は建築史と庭園史の入門です。観光まちづくりにとっての基礎であるとともに、国内や海外を旅行するとき訪れる代表的な観光対象の鑑賞ガイドでもあります。授業ではスライドによって多くの風景、建築、庭を見ますが、それがその時代の思想・感性のなかでどう位置づけられるのか、事後学習として各自が整理して体系づける必要があります。本講義の内容は全学生に必要な教養でもあります。 |
到達目標 |
里の風景を、当たり前のどうでも良いものではなく、重要なものとして位置づけるようになった世界の動き、価値観を、自分のものとして体得すること。建築、庭園の見方についての基礎的な素養を身につけ、実際に訪れたとき鑑賞できるようになること。 |
スキルの育成方法 |
里を訪れ(「おもひでぽろぽろ「を見て)、風景についてのレポートを書きます。読書課題では、より専門的な内容に触れるとともに、それを自ら知っている建築、都市、風景や経験に重ねて論じます。建築・庭を、時代・時代精神により整理した年表をつくります。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ジブリのアニメから里の風景を考える。琵琶湖畔の文化的景観。 | 里の風景レポート(事後学習)4時間 |
2 | 日本の建築と庭園1 | 読書課題3時間、建築・庭を年表に整理1時間(事後学習) |
3 | 日本の建築と庭園2 | 読書課題3時間、建築・庭を年表に整理1時間(事後学習) |
4 | 東洋(韓国と中国)の建築と庭園 | 読書課題3時間、建築・庭を年表に整理1時間(事後学習) |
5 | ヨーロッパの建築と庭園1 | 読書課題3時間、建築・庭を年表に整理1時間(事後学習) |
6 | ヨーロッパの建築と庭園2 | 読書課題3時間、建築・庭を年表に整理1時間(事後学習) |
7 | ヨーロッパの広場。まとめ(試験)。 | 試験準備(事前学習)6時間 |
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受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
里の風景レポートを1、読書課題2、試験2の割合で合算する。授業の欠席は減点。 |
前提科目 |
日本史a、日本史b、西洋史a、西洋史b、風景のデザインa(後から取っても良い) |
後継科目 |
英国庭園文化論、地域観光資源論 |
教科書 |
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参考書 |
太田博太郎「奈良の寺々」岩波ジュニア新書、長尾重武「建築家レオナルド・ダ・ヴィンチ」中公新書、伊藤ていじ「重源」、他。授業時に読書課題図書リストを配布。 |
その他・注意事項 |
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