科目名 (英語名) |
心理学 【A1】(2018年)
(Psychology) |
担当教員 |
神田 直弥 |
開講時期 |
A1 |
科目ナンバー |
SLA114 |
授業コード |
2351 |
単位 |
2 |
授業概要 |
心理学はひとの心を読み取ったり、ひとの心がわかる魔法の科学ではない。学べば学ぶほどひとの行動の複雑さや不思議さに気づくと思う。本講では、基礎的な認知、学習、発達、パーソナリティの各領域を中心に、人間理解を深めていく。 |
到達目標 |
[1]心理学の諸理論及び基礎知識を理解し、説明することができる。|[2]上記を自己理解、他者理解、社会事象の理解に役立てることができる。 |
スキルの育成方法 |
データの読み取り作業を通して論理的思考力、批判的思考力を育成する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | イントロダクション | 心理学のイメージについて整理する(30分) |
2 | 知覚の特性 | わかりづらい表示を探し、わかりづらい理由を考える(1時間) |
3 | 記憶のメカニズム | 記憶における有効なリハーサル方法について考える(1時間) |
4 | 学習理論 | ルールを守らない理由を学習の観点から考える(1時間) |
5 | 動機づけ理論 | やる気を出すためにはどうしたらよいか考える(1時間) |
6 | 性格 | 血液型によって性格を分類する際の問題点について考える(1時間) |
7 | 対人認知と対人魅力 | 第一印象は正しいかどうかについて自分なりの意見を整理する(30分) |
8 | 帰属過程とバイアス | 自分は他人と比べて事故に遭いやすいか、遭いにくいかを理由を含めて説明できるようにする(30分) |
9 | 集団における行動特性 | 一人ではやらないが、集団になるとやってしまいがちなことを考える(30分) |
10 | 発達理論 | 子どもの発達には遺伝と環境のどちらが重要かを考える(30分) |
11 | ストレスとコーピング | ストレスを貯めないためにはどうしたらよいか考える(1時間) |
12 | カウンセリング理論 | 自分の思考パターンを整理し、良くない考え方を見つけ出す(1時間) |
13 | ヒューマンエラーと対策 | 授業内で発表してもよい自分自身の身近な失敗を考え、失敗した理由を整理しておく(1時間) |
14 | 試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
コミュニケーションカードの記入内容(15点)、授業内の発言(10点)、事前学習の取り組み状況(15点)、期末試験(60点)。|事前学習はマナバフォリオのアンケート機能を活用して実施する(初回は実施不要)。|期末試験は用語の意味の説明、記号選択、○×、論述式問題を実施する予定。 |
前提科目 |
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後継科目 |
企業組織の心理学、福祉関連の科目 |
教科書 |
指定しない。 |
参考書 |
授業内で各回に関連する資料を随時紹介する。 |
その他・注意事項 |
授業内でスマートフォンまたはタブレットを使用するので、充電をしておいてください。|いずれも所持していない人には貸し出します(数に限りあり)。|定期試験は採点の上、マナバフォリオの各自のポートフォリオにフィードバックします。
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