科目名 (英語名) |
西洋史b 【S2】(2018年)
(European History (b)) |
担当教員 |
遠山 茂樹 |
開講時期 |
S2 |
科目ナンバー |
SLA118 |
授業コード |
2102 |
単位 |
2 |
授業概要 |
この講義では、西洋古代・中世の歴史を概観する。具体的にはヨーロッパの歴史的古層を成すケルト民族から、古代ギリシア・ローマの文明、そして中世ヨーロッパ世界の歴史的展開をみてゆく。 |
到達目標 |
西洋古代・中世の歴史を概観し、基本的な知識を習得すると同時に、幅広い視野を身につけ、柔軟な思考力を養う。 |
スキルの育成方法 |
歴史的「現在」には「過去」が含まれている。こうした歴史認識をもつことによって、柔軟な思考を身につけ、多様な文化を理解するとともに、世界情勢をキャッチする歴史的アンテナを広げるよう努める。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | ケルト文化 | ケルト民族の勃興について調べ(予習1時間)、ケルト文化についてまとめる(復習1時間)。 |
2 | アイルランド修道士の布教活動 | アイルランド系修道士たちの布教活動について調べ(予習1時間)、その影響を考える(復習1時間)。 |
3 | 古代ギリシア文明とパルテノン神殿 | パルテノン神殿について調べ(予習1時間)、「エルギン・マーブル」を巡る問題を考える(復習1時間)。 |
4 | 古代オリンピック | 古代オリンピックについて調べ(予習1時間)、近代オリンピックとの相違点をさぐる(復習1時間)。 |
5 | 古代ローマ帝国 | 古代ローマ帝国の皇帝について調べ(予習1時間)、「帝国」と呼ばれる所以を考察する(復習1時間)。 |
6 | 古代ローマの遺跡 | ポンペイの遺跡について調べ(予習1時間)、古代ローマ人の日常生活についてまとめる(復習1時間)。 |
7 | アングロ・サクソン人 | アングロ・サクソン人について調べ(予習1時間)、ブリテン島への移住とその影響を考える(復習1時間)。 |
8 | 「ノルマン征服」(1066年) | 所謂「ノルマン征服」(1066年)について調べ(予習1時間)、その歴史的意義を考える(復習1時間)。 |
9 | 中世の城 | ブリテン島の城について調べ(予習1時間)、中世城郭の歴史的変遷を整理する(復習1時間)。 |
10 | 中世の修道院 | 修道院の歴史的起源を調べ(予習1時間)、中世の修道院や修道士の役割を考える(復習1時間)。 |
11 | 中世の大聖堂 | 中世の大聖堂や聖遺物について調べ(予習1時間)、大聖堂と修道院との違いをまとめる(復習1時間)。 |
12 | 「マグナ・カルタ」(大憲章) | 「マグナ・カルタ」(1215年)の基本的事項を調べ(予習1時間)、その歴史的意義を考える(復習1時間)。 |
13 | 百年戦争 | 英仏百年戦争について調べ(予習1時間)、ロビン・フッド物語との関連を検討する(復習1時間)。 |
14 | 定期試験 | |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
毎回のコメントペーパー(5%)、課題レポート(15%)3000字程度。講義の内容に関連した課題を提示、定期試験(80%)論述式100% |
前提科目 |
西洋史aあるいは英国庭園文化論 |
後継科目 |
西洋史aあるいは英国庭園文化論 |
教科書 |
使用せず(随時、プリントを配布する)。 |
参考書 |
適宜、教室で紹介する。 |
その他・注意事項 |
毎回のコメントペーパーを用いて、次の講義でフィードバックを行なう。課題レポートについては、教室で講評する。
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