AL形態 課題学習PBLグループW フィールドWプレゼンディベート 振り返り
  
教職 中学高校(公民) 高校(地歴)
  
地域に関する学習 地域区分学びの基本学習地域の背景学習 地域課題の認識地域課題の解決
庄内
他地域
社会福祉 社会福祉士社福任用
  
科目名
(英語名)
経営学 I 【S1】(2018年) (Corporate Business Administration I)
担当教員 佐藤 隆也
開講時期 S1
科目ナンバー COM113
授業コード 1501
単位 2
授業概要 企業には社会全体が求めるものに真摯に向き合い、より良い社会的・経済的環境を創り出す使命があるといえます。この使命を果たすために、戦略策定・組織編成、経営管理の3つの視点を中心に市場の変化に対応するパワーが重要です。さらに3つを支えるのはいかに効率的・効果的に活用するかという自社が持つ経営資源です。経営に関する理論を学び、事例を通して、企業経営の実態を学ぶことを礎に授業進めます。
到達目標 企業経営は「売上−費用=損益」の構造になります。損益の分かれ目となる付加価値をどのように創り出せるかを理論上の知識を得て、実在する企業をモデルにしながら学び、学生自らの経営に対する意識を高められるようにすることです。「知識は蓄えるもの、知恵は鍛えられてこそ」。経営理論をいかに活かせるかです。
スキルの育成方法 理論と実在モデルを知り、自らのマネジメント能力を高めること、参加型授業を通して主体性を持った自己表現及び説得力を伸ばせる方法を取ります。毎回グループディスカッションを取り入れて、尊重し合うことを基本にコミュニケーション・発信力向上を目指します。
授業計画
授業内容事前事後学修内容・所要時間
1企業と社会との関係性、企業の成長と衰退の分水嶺具体的な成長企業を調べる(1H)
2具体的企業の動向と取り組む経営活動を知る (課題レポート配布)関心ある業界から企業を取り上げて調べる(1H)
3経営学の歴史的視点:アメリカ経営学、日本の経営学の体系アメリカ及び日本の経営学の歴史的展開を調べる(2H)
4経営の目的とは「事業の継続」、経営資源の要素とは経営資源の4要素について調べる(1H)
5P・ドラッカー、松下幸之助氏の経営思想とは2氏の著書を選んで読む(3H)
6企業研究のレポート発表(個人発表)と提出レポート作成と発表の準備(3H)
7経営理念とビジョン、ミッション、ドメインの考え方具体的企業の経営理念を調べる(1H)
8経営戦略と競争戦略:アンゾフ等の経営戦略論、ポーターの競争戦略論等アンゾフ及びポーターの戦略論を予・復習する(2H)
9マーケティング戦略:講師に地元経営者を招いての講話(課題レポート)マーケティング戦略の体系を予・復習する(2H)
10組織と人材育成(1):経営組織の類型、リーダーシップ論等職能別・事業部制等の類型、リーダーシップ論の予・複習(1.5H)
11組織と人材育成(2):O・J・T等(講師に地元経営者を招いての講話)人材育成の手法(OJT等)の予・復習(1H)
12企業の社会的責任(CSR):CSRとは、CSVとは、ESGとは)CSR,CSV,ESGについての詳細を予・復習する(1H)
13経営環境の変化と企業間競争からこれからの企業経営(活動)を探る環境分析手法であるPEST分析について調べる(2H)
14定期試験

受講者の事前知識と進度により適宜変更する。

成績評価基準 定期試験(5割)穴埋め式と論述式それぞれ50%程度。レポート2回(3割)800字程度、ゲスト講師の講話に対するコメント等。毎回のコメントペーパー(2割)※課題レポートは後日コメントをつけて返却する。
前提科目
後継科目 経営学 II
教科書 内藤勲編著、[2016]、『はじめて出会う経営学』、中央経済社、(本体2,800円+税)ISBN978-4-502-18031-6
参考書 高橋伸夫著『大学4年間の経営学が10時間で学べる』他は授業のなかで紹介する。
その他・注意事項

毎回講義の内容についての質問を行ない、履修者から積極的な意見を求めます。常に時事(特に企業関連情報等)に関するニュースに関心を持っていただき、自ら発信できる話題(2、3件)を提供し合って授業の質を高めていきましょう。