C言語プログラミングはmain関数を定義することで始まる。
プログラムを実行するときはmain関数から処理が始まる。
前回利用したprintfも関数のひとつで、
これは自分で定義するのではなくあらかじめ言語処理系によって与えられている。
printf のように、たいていの場合必要になるものは
#include <stdio.h>
とするだけで利用できる。
関数の中には、特別なライブラリを結合しないと利用できないもの もある。log, sin, cos など数学の関数を使いたいときはmathライブラリを 結合する必要がある。
mathライブラリには sin, cos, tan, sqrt(平方根)、cbrt(立方根)、 log10(10を底とするlog)、pow(べき乗)などの数学関数が揃っている。 これらを使うためには
#include <math.h>
      を書く
 -lm オプションを追加する
平方根を求めるプログラムは以下のようになる。
#include <stdio.h>
#include <math.h>
int main()
{
  double x=2;
  printf("√%lf は約 %17.15lg です\n", x, sqrt(x));
}
mathライブラリを使うようコンパイル時に指定するには以下のようにする。
% gcc -o root2 root2.c -lm
普段のコンパイルのコマンドに加えて -lm を余分につける。