GitBucketの利用について

近年、プログラム開発者の間では GitHub が公開・情報交換用のハブサイトとして利用されている。広瀬の開講する科目では GitHubと互換性の高いGitBucketを利用する。 本学での学習用に GitBucket サーバを解放しているので、 ここにアカウントを作成しプログラム作成の履歴・プロジェクト管理のために利用する。

アカウント作成

既にアカウントを作った記憶がありパスワードを忘れた場合は広瀬に連絡する。

一度つけたユーザ名は変更できず消せないのでよく考える。

https://www.yatex.org/gitbucket/ にアクセスし、 以下の手順でアカウントを作成する。

  1. 右上の「Sign in」をクリックすると出てくるログインウィンドウから 「Create new account」を選ぶ
  2. 授業で誰だか識別できる名前を英数字のみで入れる
  3. パスワード、フルネーム(ローマ字)、emailアドレスを正確に埋める。
  4. Imageにはできるだけアイコン画像を入れる(後でもよい)

パスワードは1回のみの入力なので誤入力がないよう気をつける。

リポジトリの作成

ログインすると、このサーバで開発されているものの最新ダイジェストが出る。 これがホーム画面である。右上にプラス(+)ボタンと小さなアイコン画像がある。 プラスボタンの脇の▼を押し、

New repository

を選ぶ。

Create a new repository
A repository contains all the files for your project including the revision history. 
Owner                Repository name
[yuuji/ ▼]  /   [                       ]

(*)Public
( )Private

( )Create an empty repository   (デフォルトここだが下にする)
( )Initialize this repository with an empty cmmit
(*)Initialize this repository with a README
( )Copy existing git repository

のように出る。

  1. Ownerの部分は通常個人ユーザ名か、所属するグループ (授業やプロジェクトなどで指定される)を選ぶ。 Ownerにグループを指定すると、同じグループの人が共同作業できる。
  2. Publicは公開してよいもの、Privateは他人には見せないリポジトリとなる。 操作の練習をしたい場合はPrivateリポジトリを作成するとよい。
  3. 最後の選択肢はとりあえず「……… with a README」を選ぶ。

ここでは、リポジトリ操作の練習のため、

で指定し、次に進む。

リポジトリでのファイル編集

既存ファイル編集

既存ファイルは、テキストであればファイル名をクリックし、 鉛筆ボタンで編集できる。 PencilIcon

README.md を編集してみる。

[(Code)][ Preview ]     ←2つのボタンを切り替えて編集する
編集画面
   :
   :
   :
Commit changes

ここに修正の要点を1行で入れて下の右側Commit changesを押す

[Cancel][Commit changes]

[Commit changes]を押さないと編集は破棄される。

新規ファイル追加

新規ファイルはリポジトリのファイルを足したいディレクトリを開いている状態で 【+】ボタン(手入力の場合)か雲のアイコンを押す。
newfile

Web公開

GitBucketサーバのリポジトリにHTML文書を置くと、 特定のURLでWebページ公開できる。ここでは、master ブランチをWeb公開する設定を示す。

サインインした状態でリポジトリを開く。

  1. 左側メニューから「Settings」を選ぶ
  2. 設定入力の上に並ぶタブから「Pages」を選び master branch /docs folder を選ぶ
    Source
     gh-pages branch
     master branch
     master branch /docs folder
     None
    
  3. リポジトリのトップに docs/index.html ファイルを作成する

これで docs/ ディレクトリの中に index.html を開始点とした Web 空間が作成できる。リポジトリ本体のURLと公開WebのURLの関係は以下のとおり。

リポジトリ: https://SERVER/USER/REPO/
公開WebURL: https://SERVER/USER/REPO/pages/

このURLをREADME.mdからリンクしておくと閲覧者が見やすくなる。 README.mdに以下のようにリンクを張る。

[Webページ](../../pages/)