科目名 (英語名) |
PJ型 酒田市公式のさかたまっぷに「酒田の魅力マップ」を 1(2018年)
(Project Based Seminar) |
担当教員 |
広瀬雄二 |
開講時期 |
春学期 |
単位 |
2 |
授業概要 |
酒田市では、市の公式Webページに酒田市地理情報システム(通称 さかたまっぷ) を公開運用し、市固有の場所を集めた独自マップを作成している。 しかし、行政主体であるため、公共文化施設や官公署などの 公的な場所のみの情報提供である。
たとえば「バリアフリーマップ」など、 本当に住民が「使える地図」・「使いたい地図」を構築・作成し、 更なる住民サービスの向上を推進することを目的としたプロジェクトを 酒田市の要請で進める。 |
到達目標 |
* 魅力的な場所とは何か他人の立場からも考えられること
* 公式情報を取材・作成するための段取り力・交渉力・責任感を得ること
* 位置情報を生活に活かす技術とそれを提案する技術を得ること |
スキルの育成方法 |
現地に赴き自分で実際に取材交渉しデータ化する。 |
授業計画 |
回 | 授業内容 | 事前事後学修内容・所要時間 |
1 | 6月 事前説明 | 課題作成(3h) |
2 | 〃 酒田市との打ち合せ(日付けは目安で以下同様) | 課題作成(3h) |
3 | 6月(中) 第1回取材: 取材情報の収集 | 課題作成(3h) |
4 | 6月(中) →独自マッピングオブジェクトの提案 | 課題作成(3h) |
5 | 7月(中) 第2回取材 (事前に各自交渉のこと) | 課題作成(3h) |
6 | 7月(中) →取材結果の整理とマッピング | 課題作成(3h) |
7 | 7月(下) マッピング結果検証 | 課題作成(3h) |
8 | 8/10 合宿 ハッカソン チーム構成 | 課題作成(3h) |
9 | 8/11 合宿 ハッカソン チーム構成 | 課題作成(3h) |
10 | 8/11 合宿 ハッカソン コーディング(2) | 課題作成(3h) |
11 | 8/12 合宿 中間報告 | 課題作成(3h) |
12 | 8/12 合宿 ハッカソン コードフィクス | 課題作成(3h) |
13 | 成果発表 | 課題作成(3h) |
14 | 酒田市への成果提出 | 課題作成(3h) |
受講者の事前知識と進度により適宜変更する。
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成績評価基準 |
毎回の進捗報告(8割)と最終成果発表(2割)。 ただし、酒田市からの人件費も出る業務として行なうため、 原則として「優」以上に相当する成果物が得られるまで粘ることを前提とする。 |
前提科目 |
地理情報システムに関する最低限の知見を必要とするため 地理情報基礎演習を履修条件とする。 また、次のいずれかを履修していることが望ましい: 情報デザイン論、 共創の技法、社会情報処理 |
後継科目 |
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教科書 |
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参考書 |
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注意事項 |
対価の発生する「仕事」が含まれる講義のため 任務を完遂することが必要である。 時給等の詳細は広瀬(B-3研究室)まで。
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