第7回 の課題

締切 6月4日(月曜日)

宛先 ruby-1-07@e.koeki-u.ac.jp

送信後に 確認ページ で確認せよ。

• 問題

  買い物データを以下のような書式で保存したファイル receipt.txt がある。

  # 品名			分類コード	商品コード	価格
  "モコモコスパゲッティ"	1		16565M		880
  "suidou ざ・movie"	5		54110S		3980
  "無邪気白熊"		7		74096M		240
  "ウィリーCUB"		3		R345		180000
  "恋愛大皿左巻き"		2		25924R		54000
  

  先頭が # で始まる行は注釈であり、 データとしては扱わない。データとなる行の構成は

  1. ダブルクォートで括られた品名
  2. 分類コード(整数)
  3. 商品コード(整数+英大文字1字)
  4. 価格(整数)

  の4つのフィールドを空白文字で区切ったものとするという 規則がある(上記の例にはこれに反する行がある)。

  このファイルに関する処理を行なう以下のプログラムのうち できるものまでを作成せよ。

  1. receipt.txt をopenして読み込み、 その内容を行毎に出力するプログラム open1.rb

  2. receipt.txt をopenして読み込み、 読んだ内容をそのまま新規ファイル receit.bak に書き出すプログラム open2.rb

  3. receipt.txt をopenして読み込み、 データ行にある商品名と価格だけを新規ファイル purchase.txt に書き出すプログラム open3.rb

  4. receipt.txt をopenして読み込み、全ての項目から 商品名と価格だけを抜き出したものを新規ファイル result.txt に書き出し、 最後に合計金額を標準出力(STDOUT)に出力するプログラム open4.rb

  5. 上記と同様だがさらに、データファイルのうち 行の構成規則から外れるものがあった場合には該当する行と行番号を 標準エラー出力(STDERR)に出力する機能を追加したプログラム open5.rb

  6. receipt.txt にあるデータを入力として 購入したものや合計金額などを本物のレシートのような書式で result.txt ファイルに出力するプログラム open6.rb

  作成できたプログラムのうち、 もっとも番号の大きいプログラムだけを提出すればよい。 あとにある問題ほど高評価の得られるものとなっている。

  receipt.txt の内容は、 書式が正しければ自分の好きな買い物データに変更してよい。

  なお、商品名の表示幅を %幅s できれいに揃えたい場合はプログラムの始めの方に、

  require './kprintf.rb'
  

  を入れるとよい。

レポート提出方法

Subjectを

#7 file-IO (解いた番号)

とし、本文の先頭に

のように署名等を書き、上記宛先に送ること。その後のレポート本体は

1. 作成したプログラム
2. プログラムを動かした結果画面と(1〜6番)、そのときの結果のファイル (result.txt) の内容(4番以降の場合)
3. プログラムの説明(今日習った部分の説明)
4. 考察
5. 参考文献
6. quiz ruby-7 の結果
7. 感想
8. 作成したファイルのMultipart形式添付(receipt.txt を自分用にカスタマイズした場合はそれも)

の構成で作成すること。

評価のポイント

• プログラムが正確に動くか
• プログラムに無駄がない(短い)か
• 独自の工夫を加えているか
• データの性質をうまく利用して検索パターンを指定しているか
• 自分の言葉で説明を書いているか
• 参考文献を厳密に記しているか