2016年度 社会情報処理II 試験問題

sip-ii-exam@e.koeki-u.ac.jp 宛に送信せよ。 本文は

という構成とすること。解答に際してはどのような計算手段を用いてもよいが, 計算過程が分かるようなものを添えること(必要ならファイル添付も可)。

暗示の効果

定員450人の学校で入学試験を行った。結果を見にきた受験生 700人に自分は合格できると暗示をかけて試験を受けたか、 無心で試験に臨んだかを聞いた結果以下のようになった。

暗示あり暗示なし
合格者262188450
不合格者128122250
390310700

次の問に答えよ。

  1. 合格者と不合格者について、「暗示あり」、「暗示なし」 の割合を求めよ。数値は四捨五入により小数第1位まで求めよ。
  2. 暗示の有無に有意な差はあるといえるか。 有意水準5%で、正しい手順で検定せよ。

タイム計測

ある自動車メーカー「R社」が、G車、T車を用意し、一般公開テストを行った。 サーキットを五週走らせタイムを計測した。 結果は以下のようになった(単位:秒)。

1回目2回目3回目4回目5回目
G車188189176174180
T車147150148150149

G車、T車のサーキット走行性能に有意な差があるか t検定で確認したい。

  1. この問題文の条件提示だけではどのような t検定をしてよいか判断がつかない。 追加でどのような条件提示が必要か。

  2. 2車それぞれの走行タイムの,平均値および標準偏差を 小数第1位まで求めよ。
  3. 条件追加で対応のあることが分かったとする。 G, T両車のサーキット走行性能に有意な差はあるといえるか。 正しい手順で検定せよ。有意水準は5%とする。 用いた検定の種類も明記すること。

自作問題

社会情報処理で学習した内容(検定以外)のうち、 自分なりに最もよく理解したと思うテーマで問題を作成し、解答せよ。 講義ノート中の例題や検索して見付かるものではなくオリジナル問題とする。

問題文と解答をその順で記述せよ。

以上

解答終了後

er-学籍番号@k.koeki-u.ac.jp 宛てに送って帰って来たメッセージに書かれているアンケートリンクから、 この科目と他の未回答科目のアンケートに答えてください。