科目名担当教員開講時期
社会情報処理広瀬雄二後期

【テーマ】

計算機を用いた日常生活由来のデータ処理

(情報デザイン論(前期)を履修しておくことが望ましい。)

【講義概要】

カメラによる画像やGPSの緯度経度情報など, 我々が社会活動をする上で得られる大量の情報を 高効率かつ効果的に処理する手法を学ぶ。

【講義のねらい・到達目標】

  1. GIMPを用いた効果的な画像処理ができるようになること。
  2. カメラの光学的原理を理解し, 再利用価値の高い写真を撮影できるようになること。
  3. 撮影画像への付加情報の規格を理解し適切に応用できるようになること。
  4. GPS情報の特性を理解し活用できるようになること。
  5. データの視覚化や分析を高速かつ正確に行なえるようになること。

【授業計画】

1ガイダンス
2GIMP - 基本概念と画像フォーマット
3GIMP - レイヤ・選択・フィルタ
4GIMP - 複数画像に対する操作
5GIMP - 画像加工と画像生成(CG)
6テンプレートによるWebページ生成処理
7一括画像処理と自動Web化
8カメラの光学理論 Focus/Exposure/Aperture/SS/Sensitivity
9JPEGヘッダ・Exif 利用と操作
10GPSと測位情報
11R - 式と変数・ベクトル・行列
12R - t検定・カイ2乗検定
13R - グラフ
14R - 習熟度確認演習
15総合課題演習

受講者の理解度・進度に応じて適宜変更する場合もある。

【評価方法】

課題の出来具合による。

【その他(テキスト、参考書、注意事項等)】

GIMP、Rの入門書があると便利。

【受講生への一言】

聞いているだけでは身に付かないので必ず反復学習して記憶に定着させること。