科目名担当教員開講時期
情報デザイン論広瀬雄二前期

【テーマ】

多角的な視点で情報発信のデザインを考える

【講義概要】

コンピュータネットワークを通じた情報発信は 旧来のものより飛躍的に効率的であり、多くの組織がWebを利用した情報発信をし ている。しかし、発信した情報は色々な意味での「弱者」が受け取れなくなって いることが多い。本講ではWebによる情報発信を題材に、公益的視点から全ての人 に平等に情報を伝えることの重要性、考え方、技法について学ぶ。

最終的には、視覚的に魅力溢れるというだけでなく、 どんな環境の人が見ても正しく情報が伝わるWebページが 作れるようになることを目指す。

【講義のねらい・到達目標】

弱者優先の観点をHTML+CSSで養う

【授業計画】

1ガイダンス
2概論・HTMLとCSSの基本思想
3効率的な操作、テキストの概念
4スタイルシートの導入
5ボックスモデル
6セレクタと擬似クラス
7視覚特性
8視覚フォーマット
9前半のまとめ
10メディアタイプ
11DOM - Document Object ModelとJavaScript
12DOM - 利用環境に配慮した動的ページ
13典型的なデザイン考察
14自主制作
15成果発表

受講者の進度に応じて適宜変更する。

【評価方法】

平常点と試験の得点を合わせたもので評価する。

【その他(テキスト、参考書、注意事項等)】

royにある講義Webをもとに行なう。それ以外にもHTMLとCSSの参考文献は、 インターネット上に豊富にあるので、自主的に探して読むこと。

【受講生への一言】

お絵描き感覚だけでは公共性の低いものしか作れない。 目的と理論をしっかりと理解しよう。